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米国株、小幅安で始まる 保険株やGM売られる、シティは堅調



1日の米株式相場は小幅安で始まった。

午前9時40分現在、ダウ工業株30種平均は前日比35ドル12セント安の8133 ドルちょうど、

ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数は3.67ポイント安の1713.63で推移している。

前日夕から1日早朝にかけて決算発表し た主要企業に売られる銘柄が目立ち、株価指数を押し下げている。

一方、午前10時に発表される4月の米サプライマネジメント協会(ISM)製造業景況感指数の

結果を見極めたいとして手控えムードも強い。

前日夕に発表した四半期決算が最終赤字に転落した保険大手メットライフに売りが先行。

同様に赤字決算を発表し、併せて業績見通しも下方修正した

保険大手 ハートフォード・ファイナンシャル・サービシズ・グループは急落。

早朝に発表した決算がともに減収減益となったシェブロンとマスターカードが売られてい る。

前日、大幅に上昇していたゼネラル・モーターズ(GM)とフォード・モーターの自動車株はそろって軟調。

2009年3月期の連結最終損益が2600億円の赤字になったようだと発表した

三菱UFJの米預託証券(ADR)がさえない。

半面、三井住友銀行に日興コーディアル証券を中心とした事業を売却することで最終合意するとともに、

三井住友フィナンシャルグループと業務提携の締結に 向けて合意したと発表したシティグループは

買い先行で始まった。

アルコアやキャタピラーはしっかり。

アナリストの投資判断引き上げが伝わった携帯情報端末 大手リサーチ・イン・モーション(RIM)が高い。

(NIKKEI NET 01日 22:55)