こんにちは!川内歯科医院です。

 

新型コロナウイルスがまた増えてきて、「第3波」が続いていて怖いですね。

コロナ禍になってから、マスクが手放せなくなっていますが、

一時期のマスク不足は解消され、最近ではおしゃれなマスクをしている方も増えていますね。

当院に来院するお子様などは、今はやりの「鬼滅の刃」の炭治郎や禰豆子をモチーフとしたマスクをしていて、とてもかわいいです。

 

さて、そんなマスクですが、結局コロナ予防にどの程度効果があるか東京大学医科学研究所・免疫部門ウイルス感染分野の河岡義裕教授らの研究グループが、マネキンを使った実験で検証しました。ニュースで見た方も多いと思います。

 

どんな実験かというと、感染者に見立てたマネキンと、50㎝離れて向き合う非感染者に見立てたマネキン、そしてウイルスを使用して行われました。

感染者としてのマネキンは、ウイルスを含む飛沫をコンコンと軽いせきのように20分間噴出させ、もう片方にある非感染者を再現したマネキンは人工呼吸器をつけて呼吸を再現するという実験です。

 

新型コロナウイルスの空気伝播に対するマスクの防御効果|東京大学医科学研究所

 

その結果、飛沫をだす感染者側がN95マスクを使用した場合、非感染者のウイルスを吸い込む量は100%カットされ、不織布や布マスクでは70%がカットされる結果だったそうです。

 

一方、非感染者側が布マスクを使用した場合、ウイルスの吸い込む量は60~80%、N95マスクでは10~20%にまで抑えられたといいます。

 

日本医科大学特任教授の北村義浩先生(毎日テレビで見ますね)によれば、「もしこれを生活環境において静かに話すと仮定したら、これは推測ですが、感染の可能性は10%未満になっていいでしょう」とのことです。

 

やはりマスクは重要なんですね‼

 

当院ではN95マスク(あるいは同等レベルのマスク)を使用しています。

日々の体調管理を徹底して、毎日検温して診療に当たっていますが、

万が一、無症状感染を起こしていても、この実験結果だと患者さんに移す可能性がカットできるということです(もちろん絶対はありませんが)。

 

今、受診控えなどで、虫歯や歯周病の悪化が多数報告されています。

 

川内歯科医院では、少しでも安心して来院できるように、

出来ることは、なるべく取り入れようと思っています。

 

また、これ以外にも下記の対策も行っています。

 

<普段から行っていた取り組み>

・患者さん用エプロン、コップなどは使い捨てにし、患者さん毎に交換。

・グローブの患者さん毎の交換。

・患者さん毎に、治療椅子や操作パネルなどを消毒。

・治療器具は、ドリルなどのハンドピースを含め患者さん毎に交換し、消毒滅菌。

・診療室や待合室の空気清浄機の設置。

・クラスB滅菌器(最高基準)の使用

 

<新型コロナ対策として強化したもの>

・密集を避けるため、アポイントの調整(予約が取りづらく申し訳ありません)。

・ドアノブや手すりなどの消毒の強化。

・スタッフの出勤前の検温。

・マスクの常時使用(声が聞きにくかったり、表情が見えなくてご迷惑おかけします)。

・個人防護衣、フェイスシールドやゴーグルの使用。

・受付にてアルコール消毒のご協力のお願い。

・受付にて非接触型体温計による検温のご協力。

・待合室の本や雑誌の撤去、キッズコーナーの撤去(ご不便をおかけしています)。

・待合室の椅子の間隔を空ける。

・うがいのご協力(SARSに効果があるヨード系や過酸化水素水の使用)。

・エアロゾル対策として口腔外バキュームの使用。

・定期的な院内の換気(暑かったり寒かったりとご迷惑をおかけしています)。

・次亜塩素酸水空間洗浄機イーリフレックスミストの使用(有効性、安全性評価済みの器械)。

・空間除菌消臭装置エアロピュア(深紫外線による空気清浄機で、宮崎大学医学部の研究

 で、新型コロナウイルスによる有効性を確認)の各治療椅子ごとの設置。

・低濃度オゾン発生器の設置(藤田医科大学の研究を受けて)による感染リスクの低減。

・抗原検査キット導入によるスタッフの体調管理

・加湿器による湿度管理

 

一刻も早い、コロナウイルスの終息を願っています‼

 

川内歯科医院