今年もどうぞ宜しくお願いします
また北陸地方の大地震で被災された方、テレビでニュースを見る度に涙が出ます
当日、私の住む町でも長い事揺れが収まらず、これはどこかで相当大きな地震が起きたと思い、慌ててテレビをつけたら、言葉を失う程の惨状でした
まさにこれから寒さが厳しくなるというのに、寒さに凍えながら食べる物にも困っているのか、衛生状態も悪化しているのではないかと思うと、可哀相なんて言葉じゃ全然足りなくて、やっぱり涙が出ます
微力ながら募金をして、どうにか力になりたい
１日も早い復興を心からお祈り申し上げます
昨年我が家は最大の危機が訪れました
一家の大黒柱であるこうじ（夫：仮名）の突然の退職に、今後の生活を考えると身も心もボロボロになりました
家族に相談もなく勝手に退職を決めたこうじに、裏切られたような感情が芽生えたのも事実で、そんな人と今後生活していけるのか？と自問自答していました
しかし………
冷静になって考えてみると、大学を卒業してから30年間働き続け、私と結婚してからの20数年も、家族の為に愚痴一つ言わずに働き続けてくれたこうじ
そのお陰で子供が小さい頃はあちこちに連れて行ってたくさんの思い出を作り、家族の誕生日やクリスマス等の行事はみんなで楽しみ、贅沢はできなくても幸せな生活ができていたのです
その事実をなかった事にはできないなと……
こうじに対してわだかまりが無くなったとは言えません
でも、感謝の気持ちも溢れてきて、年末のこうじ最後の出勤日には「お疲れ様会をやろう」と決めました
こうじは私の手料理をいつも美味しいと食べてくれるので、ささやかながら手料理を並べてケーキも用意しました
30年間働き続けた仕事の最後の日でも、帰宅したこうじは職場に対してすでに思い入れがないようで、感情は【無】のようでした
病んでいるのもあると思います
そんなこうじでしたが食卓を見たらとても驚いていて、これで良かったと思ったのです
そしてその場でゆう（子供：仮名）に退職の話をしました
もう高校生のゆうは、今父親が退職するという事はどういう事なのか、うっすら理解したようで少し驚いていました
でもこれからは私が正社員で働くし、もちろんお父さんもいずれ働くけど、今までと生活が変わってしまうかもしれないという話をしたところで、ゆうは
「分かった。家族だし協力するよ！」
と言ってくれ、子供には、とにかく将来の夢を叶える手助けを、最大限していこうと改めて誓いました
昨年は正直、このblogもどうしようかと思っていました
続けるとしても、悲壮感漂う貧乏blogになるだろうし、そんなの嫌だなと
でも、こうじへのわだかまりが０になった訳ではないけど、根は優しくて頭の良い人だし、何とか乗り越えて頑張ろうと決めました
今はそんな事より、子供をしっかりと育てあげる事が第１優先
子供の為なら母ちゃん何だって頑張れる
てなわけで、かろうじて首が繋がった当blog、今年も宜しくお願いします