というのも、7月10日から6週間のサマーセールが開始され、既に物が欠品しているほど売れているようですので、買えるうちに買っておこうと思ったからです。
元々は日本語でのマニュアル、サポートを受けられるHTC Vive(Valve SteamVR)を購入しようとお金を貯め始めて数か月が過ぎたところですが、既婚男性には12万円もの価格がネックです。
今回発注したOculusにしても、最初の販売価格は94,600円(税込)、これにコントローラー「Oculus Touch」を購入すると23,800円(税込)が別途かかり、118400円とHTC Viveと同等の値段でした。
しかし少し前に値下げを行い、76,600円+12,800円へ値下げされ、悩んでいたところに、期間限定のサマーセール。価格は「HTC Vive」の半額以下まで下がりました。
ではなぜ悩んでいたか、購入を検討されている方向けにまとめてみます。
スペックの比較表はこんな感じ。
※出典元:VR WATCH
正直、表面上のスペック差はかわりません。
問題はネットで度々書かれているサポートの悪さです。
「HTC Vive」が日本に正規代理店をおき、サポートを行っているのに対し、「Oculus Rift」はAmazonなどでも購入できるものの、正式な「Oculus」のホームページより購入しないと修理も受け付けないようですし、修理も一度アメリカか香港に送ってから行うので、初期不良にあたると大変な目にあうようです。
まあ企業体力の違いでしょうか?HTCは既にスマホなどの収益の基盤があるので、ベンチャーで「Oculus」一本でやっている会社とは体力が違うのでしょう。
この体力の違いは、FaceBookが「Oculus」を買収(2014年)したことで改善されたのか、今回の大規模なセールと、徐々に本体化価格の値下げができているのではないかと個人的には考えています。
もう一つの大きなネックは、インストーラーなどが英語のようです。とはいっても、インストールガイドの動画がYoutubeにあがっているので、よっぽと大丈夫かと思いますが、英語アレルギーの方にはハードル高いかも。
ただ「Oculus Rift」には利点もあり、軽いことと、トラッキングセンサー(プレイヤーの位置を特定するセンサー)位置がテーブルの上への設置を想定しているような形状であるので、「HTC Vive」が壁へ穴をあけたり三脚を使ってトラッキングセンサーを設置する必要がないことが挙げられます。
コントローラーは好みがあるものの、概ね「Oculus Touch」の方が好評のようです。
「Oculus Touch」
「HTC Vive」
これは先発の強みでしょう。自由な発想で「Oculus Touch」が開発できたのに対し、「HTC Vive」は後発なのでまねしたと言われないように形状を変えたのだと個人的には思っています。
さて、冒頭に書いた納期ですが、2017年7月24日現在で、納期について問い合わせを行った所、「Oculus」より以下の返答がきました。原文のまま掲載します。
「Oculus Supportにお問い合わせ頂き、ありがとうございます。
最後に、セール中に買ったらおまけでゲームがこれだけ無料でついてきます。
これもありがたいですね。
Lucky's Tale
「Oculus Supportにお問い合わせ頂き、ありがとうございます。
また、この度は弊社商品をご購入いただき、誠にありがとうございます。
お客様のご注文を確認致しまして、ご注文を問題なく承っておりました。
通常2−4営業日(土日・祝日を除く)で出荷を致しておりますが、
今回のセールに伴い供給量を超える注文を賜っております関係で、
世界的に出荷の遅れが発生しており、お届けまでに通常より時間を頂戴しております。
お客様にはご不便をお掛け致しますことをお詫び申し上げます。
現在、出来る限り早急な出荷を目指し、棚卸し作業に注力しておりまして、
次の2週間にかけて出荷状況を改善出来るように取組んでいる状況となっております。
8月中旬頃を目処に、製品の在庫確保状況を改善出来るように進めておりますので、
何卒ご理解頂けますと幸いです。(地域によって前後する可能性がございますのでご了承くださいませ)
製品を心待ちにして頂いております所、到着をお待たせし大変申し訳ございません。
サポートチームでは、倉庫内の運営状況に関しては分かり兼ねます為、
出荷の予定時期等に関してのお伝えが難しくなっております。
ご不便をお掛けし申し訳ございませんが、何卒ご理解頂けますと幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。
Daniel
Oculus Support」
まあ要するにお盆明けくらいまで待ってほしいということでしょうか?
まあ要するにお盆明けくらいまで待ってほしいということでしょうか?
最後に、セール中に買ったらおまけでゲームがこれだけ無料でついてきます。
これもありがたいですね。
Lucky's Tale
Medium
Toybox
Quill
Dead and Buried
Dragon Front
Robo Recall
+++++++++ 2017/7/26追記 +++++++++
発送が7/12発注の方でとまっていたのが、7/26になって7/14発注分まで発送がはじまったようですね。
発注から12日遅れでの発送となっているよです。
前回のセールの時も遅延があったようですので、気長に待つしかないようです。
+++++++++ 2017/7/30追記 +++++++++
アメリカのフォーラムを確認すると、2017年7月22日発注組が29日に決済済み、30日に発送されているようです。複数の報告があがっていますので、アメリカ本国では22日発注は既に発送が始まっているようですね。カナダなども同様のようで、北米全域で22日分までは処理済みということでしょう。
運送業者はUPSが使われることが多いようで、「UPS tracking number」が発行されたという書き込みを多く見ます。
ご自分でその記事を見たい方は、「Oculus Rift Shipping time」で検索をかけてみてください。
「Shipping time」で発送時刻という意味です。
日本での発注組は、ネットでの情報を見ていると、未だ2017年7月14日発注の方までで発送が止まっているようです。明日週明けに動きがあると良いですね。
+++++++++ 2017/8/1追記 +++++++++
海外のフォーラムをあわせて確認し続けています。そこで気づいたことですが、どうやらオーストラリアからの発注組は14日分までしか受注されておらず、UPSまたはFedExのトラッキングコードが割り振られたものの、発送までいたっていないもしくはトラブルで荷がヨーロッパで止まっているとの書き込みを複数見つけました。
一方でアメリカ本国では、24日分の受注確定と、UPSのトラッキングコードの割り振りが完了、出荷態勢に入った人も出始めているようですね。
カナダのフォーラムでは、22日分の受注確定と、UPSのトラッキングコードの割り振りが完了、出荷態勢に入った人がではじめているようです。
イギリスでは17日分の受注確定と、UPSのトラッキングコードの割り振りが完したという書き込みを発見しました。
情報を総合すると、どうやら北米大陸を優先的に処理しているようで、次にヨーロッパ、その次に環太平洋地域の順で処理がすすんでいるようです。
国内の某掲示板の書き込みで話題となっている注文の一方的なキャンセルもでているようで、北米からの注文でPayPalでキャンセルされたという書き込みを2件確認しております。
各国ともに情報が錯綜している状態ですので、皆様、安易に注文をいじったりせず、自分でも情報収集してみて対応策を考えていってください。