大学を卒業して社会人になったと思ったら鬼のような上司のもとで毎日のようにしごかれ営業回りでした。そんな過酷な仕事にも徐々に慣れていきあっという間に私も25歳になって上司にも一目置かれる社員にまで成長しました。

想像以上のボーナスも入り、有給休暇を絡めた連休も取れたということで久しぶりに彼女と旅行に行くことに決めました。彼女とは大学時代から交際をしていて、私が仕事で辛い気持ちの時も傍で励ましてくれた女性なのでいつかお礼がしたいと思い彼女の好きな東京ディズニーランドに連れて行くことになりました。

彼女は旅行の話を持ちかけると凄く喜んでくれて、誘った私も彼女の喜びが移ってしまい大の大人二人がテンション高めで騒いでいました。

ここで私にはひとつの問題が発生したのです。私は大学以来ずっと働きっぱなしで旅行というものをしばらくしてこなくなって、旅行カバンも故郷に置いてきたので急いで買いにいかなければならなくなり彼女にもアドバイスを貰おうとついてきてもらいました。彼女はデートと勘違いしたのか巨大なショッピングモールにはしゃいでしまい私の買い物は忘れている様子だったので、先に食事をしながら旅行のプランを立てていました。ディズニーランドはとにかく人気のテーマパークなので人気アトラクションは必ず行列が出来ていると判断して、ディズニーランドに到着したら速攻でお目当てのアトラクションに目掛けて走ろうという子供じみた計画を立ててしまいました。

食事を済ませて旅行カバンを選んでいると様々なカバンがあってどれにしようか迷いましたが彼女のアドバイスで遠距離ということもあるのでキャスター付きのカバンを薦められてフリクエンターのウェーブスーツケースにしました。

容量も56Lで親戚の甥っ子のお土産もしっかり入りそうで何より試しにカバンを持たせてもらった結果キャスターの走る音がほとんど音がしないし安定感も抜群でした。

そしていよいよ東京ディズニーランドの近くに到着したのですがその前に予約しておいたディズニーランドのオフィシャルホテルに荷物を置こうとホテルに到着したとたん私と彼女は田舎者ということもあって、ホテルの大きさに二人とも口がポカーンとなってしまい、彼女は私に本当にお金は大丈夫なの?と心配してくれるくらい豪華なホテルだったのです。

荷物を置いて早速ディズニーランドに行ったのですが開園に間に合わずに結局お目当てのアトラクションにはあっという間に行列ができており、泣く泣く比較的空いているアトラクションに入ることになりました。

私は今回の楽しい旅行のなかで一大プロジェクトを立てていたのです。それは彼女にプロポーズして独身生活にサヨナラするという人生一大の大仕事です。

彼女が大好きなディズニーランドでプロポーズするために旅先を決めたので私はシンデレラ城の前でプロポーズしようと思いました。

お目当てのアトラクションにも乗れてミッキーマウスと3人での写真も撮れたのであとはプロポーズだけとなり私は彼女の手を握りシンデレラ城が見える前に連れていき指輪を見せてプロポーズしました。

返事はもちろんOKで彼女は感動というより笑いが止まらないという感じで、私がイメージしたリアクションとは違ってました。

楽しい旅行も終わり帰り支度をしてお土産もフリクエンターのウェーブスーツケースが力を発揮してくれて割れ物のお土産もしっかりクロスベルトで固定されて、尚且つ走行していても振動がないので重さも感じるのも軽減してくれます。

彼女が選んでくれたこの旅行カバンも私たちにとっても思いでのアイテムになったので私はこれからも彼女とこの旅行カバンを大事にしていきます。