よく考えたらこっちはリアルに造形する必要があるから時間がかかるのは当然よねっていう。パワプロだと『パワター』っていう実在選手をパワプロボディに落とし込んだやつだから本物を組み込めない反面用意したパーツを組み合わせて顔を作っていくから各選手の全身は造形しなくていいっていうアレ。だったら開幕前の発売を待ったってしょうがないよね。
もっとも2021~2022年っておおもとコロナ禍で最初新コロが日本に広がった2020年より感染者が多くなってしまったっていうのもあり、後半になってくるといよいよ緊急事態宣言も出なくなったけど外出は必要最低限控えた方がいいっていう傾向は普通にあったからね。ただゲームを作るっていうのも一応仕事であって、パワプロはワンチャンいけるだろうけどプロスピは日本のプロ野球ゲームの中で一番リアルなゲームだから現時点で最新情報が回ってなくても致し方ないっていえば致し方ない。しかし『プロ野球スピリッツ』がシリーズとして復活したのもあって流石にPS4版(欲を言えばPS5版)を出してほしいかなっていう。もとより、プロスピ2021がSwitchだけっていうふうになったのは、ね。復活第一作だけでPlayStationユーザーが宙に浮いてしまったのはただ驚くしかなかった。
ゲームタイトルとしては今回のWBCで日本の強さを再確認できたと思うのでそろそろ改革がほしいと思ってて、ワンチャン『プロ野球スピリッツ』のままでもいいけどスピリッツという単語を残すなら『NPB PRO BASEBALL SPIRITS』でいいと思った。MLBのゲームが日本に来てるから日本プロ野球のゲームが海外に広がっていくのもアリだと思う。コナミは『パワメジャ(実況パワフルメジャーリーグ)』シリーズってのを作った事もあるからね(番外編でMLBの選手のフィギュア『ボブルヘッド』に焦点を当てた『MLBボブルヘッド!』というゲームもある)。
前作はSwitchにしたことでリアルに拍車がかかっていたPS4で遊べずPlayStationユーザーが置いてけぼりにされたけど、Switchにしたことにより新たな発見があったと思う。単純に見れば発売直後の売上ランキングでも上位にはいたのでプロスピ2021は結局遊べなかったけどシリーズずっと遊んできた一人のユーザーとしては今でも好調なんだなっていう印象が十分伝わってた。だからこそ今年はPS4版でもほしい。もし来なかったら困るんだけど。