先日急遽、学童保育の民間委託の説明会に、三宅柳田小学校まで行って来ました。

以前から学童保育の民間委託は、第5次行政改革のメニューとして上がっていたものの、保護者・指導員の反対や、民間委託の引き受け業者がみつかるのかなどの問題で、具体的な進展はありませんでした。

しかし、今回一気に3校(三宅柳田・鳥飼・鳥飼東)の実施計画が進められ、保護者説明会も急遽(!)行われることとなりました。

説明会では、摂津市はもう民間委託が決定しているかのような説明をしましたが、議会には条例改正案も出されておらず、決定は今後のことです。

その指摘をすると、摂津市は「説明が漏れておりました」と、議会での審議なしには進まないことを認めましたが、その後の説明会でもしっかりと「決定していない」ことを保護者に伝えるべきです。

保護者のみなさんからは、最初なかなか発言が出ませんでしたが、後半になって率直な質問や意見が出されました。

民間委託になるということは、それまでの指導員が総入れ替えになるということで、こどもたちへの影響が心配だという声が大半でした。

それに対して市は、「丁寧な引き継ぎをします」というばかりでした。

しかし、具体的な引き継ぎ内容を聞いていくと、引き継ぎ期間は2ヶ月だが、実際の引き継ぎ日数は最大10日であることや、「引き継ぎ」とは、書面や会議でのものが主に考えられているようで、市の職員である現在の指導員と新しく委託を受ける事業所の指導員が「いっしょに保育をする」という引き継ぎには制限があることなどが見えてきました。

また、市は、保護者の要望である「保育時間の延長」を行うためには民間委託が必要で、民間委託が出来なければサービス向上もあり得ない、「土曜日の毎週開設」や「高学年保育」などを行うには、今後民間委託校をさらに増やすこともあり得るとの説明を行いました。

しかし、これは「サービス向上か、民間委託か」の二者択一を迫って保護者に民間委託を認めさせようというもので、市の努力で直営の学童保育を維持しながらサービス向上を行なっている自治体はたくさんあります。

日本共産党は、学童保育の民間委託に一貫して反対してきました。

学童保育の事業費のほとんどは指導員の人件費で、今でも仕事に見合う充分な賃金とはいえないません。

それを民間委託にすると、事業者の利益も引かれて、指導員の人件費はさらに引き下げられるわけですから、労働条件の悪いところに安定的な人材は集まらず、指導員がコロコロ入れ替わるーということが他の自治体の事例でたくさん起こっています。

こどもたちは物ではありません。
誰でもいいから預かっていればいいわけではないんです。

こころを通わせる人間関係をつくることこそ重要で、安定的な雇用は欠かせない条件です。

「学童保育は、第二の家庭」と言われた、摂津市職員の指導員さんの言葉が胸に響きます。

摂津市は「第二の家庭」である学童保育を壊すな!

こどもたちのために、これからも民間委託に反対します!

ごいっしょに、「民間委託するな!」の声を広げましょう!