今から3年前だった、世界中が驚いた、歌手である彼がノーベル文学賞を受賞した、その受賞理由は「米国歌謡の伝統の中に新しい詩の表現を創造したこと」、そして彼はその受賞際して、「ノーベル文学賞の受賞にあたり、自分の歌が一体どう文学と結びつくのか不思議でならなかった。その繋がりについて自分なりに考えてみたので、それを皆さんに述べようと思う。」と語り始め講演を行った。そして、その講演の中でのこした言葉がある、「我々の歌は生きている人たちの世界でこそ生きるものなのだ。でも歌は文学とは違う。歌は歌われるべきものであり、読むものではない。」、名言である。
作者が筆した 風に吹かれて・・・メッセージソングは自問自答の境地にあって自適にあるがまま・泰然とした生き方が・モノを申したと言えようか。共感適な心情に糧を計らず～俯瞰的・本質を旋律や 書に解いた～いわば地球そのものへ 投げかけた音楽家ではなかろうか・世界への新たな境地を・ノーベル賞は開き示したもので・目覚めへの懇願が奥底に添えられてはいまいか・・・。影１つ・開拓者は語らず～さらには歌わず・ボブディラン氏 のフォルムは 見えるのである・・・。