一年が経過して思うこと


あのセレクション熱はどこはやら


今はチームのレギュラー争いに熱が入る


しかしだいぶ違うのは、結局この年代の子供達の評価は難しいのではないか、という分析


ジュニア年代の活躍していた子はもちろん今も活躍しているケースは多いが、統計的にはフィジカルがしっかりしていて且つ技術がある程度ある子、背が高いだけでなくて、腰が低くてお尻周りに筋肉が発達していて足が早かったり蹴れる子はずっとスタメンで出ている


ジュニアユースになるとジュニアの時よりフィジカル差が激しいので指導者も怪我のリスクから小さい子にはヘディングで競らなくて良いと指導している。その子はもちろんBチーム。


プロになるにはフィジカルも技術なくちゃいけないけど結局はフィジカルは絶対条件。


と考えた時に一年前を振り返る。


うちの子はフィジカルは決して強くない。ただ技術は小さい時から時間を重ねているので、ある程度はできる。セレクションで選ぶ側からするとフィジカルと技術のバランスか、どちらかが圧倒的に抜けているかで選ぶ。でも先天的、環境的なフィジカルはジュニアユースのクラブではなかなか変えることはできない。だからフィジカルがあるかを優先的に選ぶのは仕方ない。


中学になるとそれがよくわかる。


この2,3ヶ月でうちの子も一気に背が伸びて筋肉もついてきた。するといいプレーが増えてきた気がする。本人もそれで自信がついて好循環になる。結局はフィジカル。


それで行くと、神奈川のジュニアユースのセレクションは変えた方が良い。夏休み明けから解禁で良い。強いチームは、指導が良いのか、リクルーティングが良いのか評価しづらくなる。それはサッカーチームの指導ではなくただ上手い子を獲得しているだけな気がする。それはある程度成長期が成熟したら良いけれど、指導者の育成にはならない。


フロンターレや、マリノスは青田買いをやめて夏休み明けからセレクションを開始した方が良い。そうしないと町クラブも全部早まる。


今のチームの創業者は、チーム、サッカー、子供達にコミットしていて尊敬する。ただj下部はサラリーマン的なことが多いと思う。すぐに代わりが効くからかな。


そんなこんなで一年経って振り返るこんな感じでした。

久しぶりの投稿です。

 

ジュニアユースセレクションとは結局何だったのかと書いておきたいと思い投稿しました。

 

いまもまだセレクションの真っ最中ですがうちの息子は地域の特性により9月頭でチームが決まりようやく2ヶ月くらいが経過しました。

 

まだセレクション中の方は是非頑張って欲しいと心から思っていますし、セレクションが終了した選手や父兄の方にはお疲れ様でしたと言いたいです。

 

我が子は全日本やリハウスの公式戦真っ盛りで楽しくやっています。

 

親としてもリラックスしてサッカーや子育てを楽しむことができています。

 

息子もセレクションのおかげかどうかはわかりませんが心身ともに逞しくなったと思う今日この頃です。

 

 

 

さて私のセレクションキャンペーンを振り返って感じたことを残しておきたいと思います。

 

今の心境はというと、あのセレクションキャンペーンから2ヶ月間が経過し、あの時期のつらかっとことや息子とママの涙付きの出来事を時が熟してくれ、懐かしさとともに、人生一度きりの体験ができたことに純粋に良かったなと思えるようになりました。

 

 

セレクションでは何度息子は意中のクラブや志望のクラブに受からないのかと親子ともども真剣に考えました。

 

しかしなかなか答えや結果は見つかりません。

その間、もちろんサッカーについて個人、チーム戦術も考えたし、試験に臨むメンタルについても考えました。

 

練習もしました。

 

同じくらいのレベルだと思う子も、あっちのクラブはうちの子は受かり、その子は落ちてしまう。その逆もあります。

試験のチャンスを失わないように情報を集めスケジュールも立てました。

これはうちだけでなく他の選手も経験したことだと思います。

 

また意中のチームに合格できなかった衝撃的な落ち込み、そしてそこからのメンタルの回復をするしかないこと。

 

息子はもちろん親もこの期間色々考えることができたと思います。

 

 

 

うまくいくこともうまくいかないこともあることのへの対処した経験

 

コントロールできることとコントロールできないことを対処した経験

 

あきらめないことの経験

 

親としての長期的な子供を見守ることの経験

 

そして愛情について

 

 

次にこのようなことが起きた時に、もちろんまだ対処方法の正解など掴めないけれど

 

人生には色々なことが起き続け、また挫けそうになる時ももちろん来るだろうけど

 

その期間中にはなかなか気付けない、でもそれが終わった時にはかならず客観的に振り返ることができ

 

その時はかならず前向きな態度でいられるようにすることを思い出すことができる。

 

すなわち”なるようになるさ””昨日のことより今と未来”というようなメンタルの持っていきかた。

 

 

たまたま起こった突風に流されたとき一時的な方向を決めてしまうような気がしてしまうけど

 

それは大した遠回りではなく、目的地を見失わなければ、また漕ぎ出せば良いと思う。

 

今は遠くに見えるライバルも一漕ぎ一漕ぎ丁寧に漕いでいけばいつかは逆転できるかもと思って

 

 

でももっというとサッカーのセレクションや今のプロになるためには限定された椅子しかないけれど

 

人生はもっと柔軟でなので、少しづつ目的地も変更していけば良いだけだとおもう。

 

 

 

いやーーー

 

サッカーセレクションは良かったな!とりあえず楽しみながらいきましょう!!

 

 

 

 

 

 

前のブログで息子のジュニアユースは3年間なのだけど、実際はあっという間だということを書いた。

なんでかなと考えた時に街クラブの経営に課題があると考えた。

 

Jクラブや一部の強豪校の下部組織のように長い期間一貫指導をしているチームもあると思うが

ほとんどの中堅街クラブにはその体制がない。解決策としては国からの補助金を出していくとか(部活を外部運営のながれ)もあるが、経営そのもののビジネスモデルの多様化をしていくのが良いのではないかと思う。

 

今回私の見た街クラブは経営に必死な気がする。一方で一部のスポンサーがついているクラブは全く違う。スポンサーの潤沢な広告費で賄う。神奈川、東京あたりはこのパターンもあるがかなりレアケース。地方はどうだろう。実は私も中小企業の経営者だけどよっぽどのことがない限り数万円なら街クラブに広告というより寄附に近い概念で出しても良いが見返りは全く求めない。年間数百万円、いや千万円単位でスポンサーどできないと安定した経営はできないのではないか。

 

街クラブの収入はどうなんだろう。想像だが、おそらくほとんどが選手の月の会費。と言ってもクラブの人数がある。

神奈川の相場は月18000円程度。年間21万円。各学年25名で3年まで入れると1600万円の年間収入。

これがベースになると思う。そのほかの収入はユニフォームなどの粗利、入会費、スポンサー。

合宿などは行って来いな気がするので省く。

収入は、月謝>入会費>スポンサーだろう。なので年間売り上げは2000万円から3000万円程度か?

 

次にコストの中で、人件費をイメージすると

コーチの年収が300万円だとして、社保はいって350万円くらいとしよう。各学年に2人として6人+代表で7人

6人で2100万円+代表の収入

これだけでかなりきつい。経営もきついがサッカーコーチを生業とするならばこれを続けていくには限界もあるだろう。

コートを借りる費用がすべて有料な場合。平日3日3時間、3学年練習で東京神奈川の相場だとフットサルコート3時間1万円くらいか?するとコート費用だけで年間50万円くらい。

事務費用や年間50万円、サッカー用品など年間100万円

これ足すと

人件費2100万円

その他200万円

代表が手取りなしで(ありえないけど)

2300万円くらいが損益分岐点。

だから3000万円くらいないとやっていけないのではないかなと想像します。

 

25名の生徒を30名にすると年間収入が315万円上がる。

ただ1チーム出しだと出場時間が少ない選手が出たり、コーチ一人当たりの選手数が少なくなったりして不満も出るだろう。

 

このビジネスモデルだと

確実に計算できるのは選手の数×月謝のみ

スポンサーは不確実なのでボーナス的に考える。

とするとどのように経営を考えていけば良いのか。

 

チームは成績の残しクラブの名声をあげ人気クラブにして経営を安定させようと考えているような想像をする。

そのため競合クラブより早い時期にセレクションをして良い子を集める。これは本質的ではない。

なぜかというとクラブ運営のビジネスモデルは月謝がメインならば選手を増やすか、単価を上げるしかない。

選手を増やすとそれに伴ってコーチのコストも増える。またコーチもこの待遇で引き受けてくれる人材がどれだけいるか

ということはわからないが、かなり厳しいのではないかなと想像する。だからこれだけだとコーチやクラブの経営は発展していかない。

かりにこれを隣に地域にコピーしても収入とコストは比例的に伸びていってしまうので利益率は変わらないので

結局はコーチ採用で壁にぶつかってしまう。

また単価アップは選手からの単価アップは良くて1000円アップとかにしてみよう。それでも年間の売り上げは90万円伸びるだけだし

来年の選手集めにも影響は出てしまうだろう。

 

それではどうするか。

 

まず強みから考えると、サッカー指導スキル。これが売りたい商品。

そして売り場はサッカー場(フットサルコートなど)

 

まずは商品とターゲットを分析

商品はサッカートレーニングだが、サッカーというスポーツの中でストレッチだとか、整体だとか有酸素運動とかそんなこともできるのではないか。もしかするとラクロスとか強豪の少ないスポーツにチャレンジなんてあり得る。

ターゲットはジュニアユースに限らず年長くらいか大人まで。サッカー以外では女性からお年寄りまで

ジュニアユースは18時から21時くらいまでだから、20時間は使える可能性がある。

朝はお年寄り、お昼は主婦、夕方は幼稚園生やよるは仕事帰りのサラリーマン。

夜は常識にとらわれず屋台やキャンプなんかでも良い。

これにより売り場の活用もできる。

ここまで書いたがこれも結局はコーチ数と生徒数に依存しちゃうか。。。。

 

サッカーの話に戻すと徹底的にデータにこだわっていくのはどうだろうか。

もともとコーチたちの経験値は高いだろう。それをもっとIoT機器や画像分析を徹底していくという方針を打ち立てる。

これにより差別化を図れるし選手からの単価も上げることができるかもしれない。

どこかの大学や企業とコラボしてスポンサーがつくかもしれない。

 

また売り場の拡張でといえば

YOUTUBEなどで全国にノウハウを発信していけば良い。

OBやコーチなどの知り合いの有名選手に参加してもらったり。

まずは宣伝にもなるしあわよくば広告収入にもなる。

 

ここまで書いてきてわかったのは選手の月謝に依存したビジネスモデルを何らかの形で変えるしかない。

いっそのこと全く違う分野に進出して経営すればもっと簡単に稼げると思うが結局それはスポンサーに近い形になる。

 

私の頭ではここまでかもしれないが、いままで考えた頃がなかったのでブレークスルーするアイデアが浮かんだらまた夢想してみよう。

 

 

最後に何が言いたいかというと、息子がジュニアユースに行くにあたってしっかり指導してもらえるか不安がある。

ジュニアユースを磐石にしっかりと経営することで選手も、コーチも経営者もWIN WIN WINになるとおもうので経営を考えてみたという話。