オスグッドについて | スタッフ白井のブログ

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自分の経験を活かして、身体の痛みに悩んでいる方の手助けとなれるように更新していきたいと思います。

今回はオスグッド

ついて書かせて頂きます。

 

 

 

オスグッドとは

 

 

成長期(小・中学生)の

スポーツをしている子ども

起こりやすい膝の痛みです。

 

いわゆる『成長痛』

よく言われるものになります。

 

特に男子に多く発生しますが、

女子やスポーツをしていない子にも起こる

ことがある疾患です。

 

 

 

 

オスグッドの一般的な治療で

よくアイシングやストレッチ

などを耳にします。

 

 

症状にもよりますが、

 

9割以上の場合アイシングやストレッチを

やる必要性がないもしくは悪化させて

しまうものになります。

 

 

僕自身もオスグッド経験者で

治療期間は1年以上かかり、

 

やっていた柔道も休まざるを得ない程

痛みに悩まされました。

 

 

自分の過去を振り返ってもそうですが、

 

小・中学生は最もスポーツで

伸びるし大事な時期です。

 

 

そんなタイミングに休ませるのは

とてももったいなく感じます。

 

 

今回のこの記事をお読みいただければ

スポーツを休まずにオスグッドを

治せることがわかるはずです。

 

 

 

 

”お子様のオスグッドで悩んでいる”、

 

”オスグッドかも”とお悩みの方は

ぜひ最後までご覧ください。

 

 

 

 

 

オスグッドの症状

 

 

上記にもあるように膝の痛みですが、

 

明確に痛みが起こるのは

お皿の少し下の部分です。

 

 

屈伸動作やジャンプの着地の時に

特に痛みを感じ、

 

症状の強弱関係なく

お皿の少し下の部分を

押すと明らかな痛みが出ます。(圧痛)

 

 

症状が強くなると日常生活動作でも

支障が出ることもあります。

 

 

サッカーやバスケなど

走ることやジャンプの多い

スポーツに発生しやすいです。

 

 

 

 

 

なぜオスグッドが起こるのか

 

 

少し難しいかもしれませんが、

 

骨の成長に対して

筋肉の成長が早く進み、

 

その筋肉が骨の表面を牽引して、

 

骨の表面に炎症が起こっている状態です。

 

 

ではなぜ大人には起こらないのでしょうか。

 

 

骨自体は元々とてつもなく硬いものです。

 

 

しかし子どもの場合は

伸びたり太くなったり成長するために

一本の骨の一部が軟骨となっていて

柔らかくなっています。

 

 

その軟骨を『成長軟骨』と言います。

 

 

成長軟骨の図

 

オスグッドではちょうど

その『成長軟骨』に

『大腿四頭筋』と呼ばれる

太ももの前にある

大きく強い筋肉が付着します。

 

 

大腿四頭筋の図

 

筋肉の成長が進むことと、

 

スポーツなどで大腿四頭筋が硬くなると

常に成長軟骨に牽引力がかかり続けます。

 

 

柔らかい軟骨はその牽引力に耐えられず

軟骨の表面やその周囲に炎症が起こります。

 

 

場合によってはその牽引力に耐えられず

軟骨が剥がれてしまう(剥離骨折)こともあり、

 

上記にスポーツを休まずに治すと

書いてありますがこの場合だけは

休息が必要となります。

 

 

一般的に大腿四頭筋へのストレッチが

有効とされていますが、

 

大腿四頭筋にストレッチをかけると

牽引力が更に強まるので場合によっては

痛みが強まることがあるので、

 

自分の判断だけで

やらないようにしてください。

 

 

ここまでがオスグッドの原因になります。

 

 

オスグッドの原因の図

 

 

オスグッドの治療

 

 

18歳頃までは成長軟骨があると言われ、

筋肉の成長が進みやすい成長期ならば

誰にでもオスグッドが

起こる可能性はありますし、

 

オスグッドが治った方も

再発するリスクがあります。

 

 

これらの原因を見て痛みを完治させ

再発させなくするにはなにがいいでしょうか。

 

 

100%間違いないのが

成長期が終わるまで休むことです。

 

 

しかしそんな選択できるでしょうか?

 

 

 

僕は将来を担う可能性がある

スポーツ選手の夢や希望を

捨てなくてはならない選択を

してもらいたくありません。

 

スポーツをやっていない子供も

貴重な学生生活に痛みという

不安がある状態で生活してほしくありません。

 

 

 

 

はっきり言います。

 

 

オスグッドを一撃で

完治させることは絶対に不可能です。

 

 

しかし、

 

オスグッドの痛みの原因で

あまり知られていないことがあります。

 

 

それは炎症物質(血液のようなもの)が

患部や患部周りに貯留し続けていることです。

 

 

手を切って出血した場合、

 

時間の経過とともに出血がおさまり

→ベタベタした血液に変わる

→乾燥してかさぶたができる

→気づけば治る

という経過を辿っていくと思います。

 

 

オスグッドの場合は皮膚の中の話なので、

 

乾燥はせずにベタベタとした

接着剤のようなものが筋肉と皮膚、

筋肉と脂肪、筋肉と骨の間などに浸潤して

それらの動きや滑りを悪くしてしまう

ことが痛みの原因です。

 

なので、

 

オスグッドの施術で最も重要なことは

『炎症物質を溜めないこと』

です!

 

 

 

上記にもあるようにセルフケアで

アイシングが推奨されていますが、

 

アイシングをすると血流が悪くなるので、

 

炎症物質が溜まりやすくなり、

 

ベタベタした状態にも

なりやすくなってしまうので

基本的にはNGです。

 

 

しかし、

 

運動後や日常で

なにもしていなくても激痛があったり、

 

立てない歩けないなど

日常生活が困難になった場合

などの応急処置として、

一番痛いところのみ局所の

アイシングを行ってください。

 

 

当院の施術では

その『炎症物質を取り除く』ことが可能で、

初回の施術で押して痛む圧痛以外の

ほとんどの症状が改善され、

 

多くの場合スポーツ復帰ができる

と言う成果が出ています。

 

 

当院での通院回数の平均は2〜3回です。

 

 

2〜3回で治していくためには

ご自身でのセルフケアをやって頂きます。

 

 

しっかりとセルフケアさえできていれば、

 

オスグッドの痛みでスポーツを

休まなければならない、

 

日常で痛くて困っているなどの

お悩みは解消され再発も起こらなくなります!

 

 

再度言いますが、

 

将来を担う可能性のある

スポーツ選手の夢や希望を全力で応援したい!

 

貴重な学生生活を全力で楽しめるよう

全力でサポートしたい!

 

 

そのような思いから

この記事を書かせて頂きました。

 

お子様のオスグッドで困っている、

 

オスグッドかもしれないと

お悩みの方はぜひご連絡ください!

 

 

 

 

多くのお身体の痛みやお悩みを改善し、

患者様に「良くなった!」と喜んで

いただけるように日々精進していきます。

 

 

 

 

 

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最後までお読みいただき

ありがとうございました!