エピソードアワード2018~春~

<読者様から送られた、素敵なエピソードを公開していくコンテストです。>

素敵だなと感じたエピソードには“いいね”や“コメント”をすると

応援することが出来ます。

 

エントリー④

ペンネーム あやさん

 


先日、親友の結婚式に行ったときの話です。

 


彼女とは、中学2年生の時に出会ってから、

すぐに意気投合し、大切な親友になっていました。
私の人生で辛かったイベントの時は常に彼女に頼っていました。
また、彼女が弱音を吐いた時は、力になりたいととっさに動いていました。

 


そんな彼女が、大好きな人と結婚して、式を挙げることが本当に嬉しくて。
ずっとずっとワクワクしていました。

 


ウェディングドレス姿の彼女は、とても綺麗で、幸せそうでした。
見ているこちらまで幸せな気分にさせてもらって、式から号泣していました。

 


そして、披露宴。
彼女や新郎の素敵な上司の方の祝辞を聞き、

どこへ行っても、彼女は愛されているんだなぁと

実感でき、とても嬉しかった。

 


乾杯が終わり、美味しいお料理に夢中になっていた時に、

お色直しのために新婦が中座をするというアナウンスが。

 

 

次はどんなドレスに着替えるんだろう、と

美味しい料理を頬張りながら考えていたところ…
突然私の大好きな曲が流れ始め、

「エスコート役には中学時代からの親友である〇〇さん(私)にお願いします」と!

 


フカヒレスープを吹き出しそうになるくらい驚きました。

 


親友のそばに行く時に、司会の方が私との思い出を1つずつ紹介してくれました。

 


中学、高校時代からずっと仲良くいられたのが嬉しかった。
大学受験、国家試験(彼女は医師、私は薬剤師)、

就職後のしんどい時期に一緒に頑張れたから今の私がある。
医師を志すことを決めたのは、私がいたからだった。

そんな言葉が綴られていて、涙が止まらず。

 


今思えば、

「派手でもいいから、かわいいドレスを着てきて」や

「感動して泣くなよ(笑)」という連絡が来ていたのは

伏線だったのかもしれない。

全く気づいてなかったけれど。

 


人生でたった一度の結婚式で、
大切な中座のエスコート役に選んでくれたことが、
本当に本当に嬉しくて、今でも思い出すと涙が出ます。

 


彼女と恋人繋ぎをしながら、暖かい拍手に見送られながら式場を出ました。
私にとって忘れられない大切な思い出になりました。
そして、後日、親友からお手紙をもらいました。

 


そこには、

「中学1年生の頃、孤立していた私に寄り添ってくれたのが〇〇(私)で、

それが本当に嬉しかった」ということ。

 

私の母がガンで入院していた時

(緩和ケアを始めていて余命が近かった)にお見舞いに来てくれたのですが、

その時に母から「娘をよろしくね。よいお医者さんになってね」と言われて、

患者さんの支えになれる医師を志すことを決めたこと。

 

それと同時に、父が既に他界しており、

これから家族がいなくなる私の家族となり支えていこう、と決意したこと。

 

 

中座のエスコートは、

結婚が決まった時から私と一緒に歩くと決めていたこと。

 

これから新しい家庭を築いていくけれど、

彼女にとって私は大切な親友であり、

家族であるというのは変わらないということ。

 


たくさんの想いが書かれていました。

 


読む度に胸が温かくなり、涙がこぼれます。

 


この1ヶ月で親友から沢山の愛と宝物を受け取りました。

 

一生手放せない、大切な宝物たち。

 


彼女には溢れんばかりの感謝を持っています。
誰よりも大切な、大好きな親友とのお話でした。

 

エントリー④

作 あや


 

 

エピソードのグランプリを決めるのは、この記事についた
「アメブロいいね数」+「アメブロコメント数(1コメント5いいねとして計算)」です。

 

 

アメブロコメントは、アメブロアカウントがなくても

コメントできるようにしておりますので
応援したいエピソードや、「これ素敵!」というエピソードがあれば
どうぞ、応援コメントをしてください♪

 


<応援投票期間は 4月2日~15日まで>