■クリスマスの12日 Twelve Days of Christmas
クリスマスツリーやデコレーション、いつまで飾りますか?
日本ではお店などで、クリスマスイブの午後にはもう片付けを始めている風景を見かけることがあります。
「暮れの大掃除」という習慣もあり、年末にはツリーはしまって新年の準備に入るのが一般的かもしれません。
英語圏の国々ではどうでしょう?
年を越してツリーを飾っていることの方が多いようです。
もちろん、デコレーションをする人の中にもクリスチャンとして伝統的なクリスマスを祝う人から季節行事とし楽しむ人まで、また、26日頃にサッサと片付けてしまう派からずっと出しっぱなし派まで、様々なようではありますが。
有名なニューヨークのロックフェラーセンターのクリスマスツリーや、ロンドンの街なかのデコレーションなども、たいていはエピファニーの1月6日あたりまでは飾ってあるということです。
むしろクリスマスは12月25日が始まりで、その日から12日間をお祝いするという風習がヨーロッパなどでは多いと聞きます。
そんなクリスマスの「12日間」の歌
“The 12 Days of Christmas ”
12 Days Of Christmas (Cover ver.)
いわゆる「きりなしうた」とか「つみあげうた」という形式の歌です。
1日目
♪ On the first day of Christmas
my true love sent to me
A Partridge in a Pear Tree
(クリスマスの最初の日、
愛する人が、梨の木にいるウズラをくれました)
から始まって、
毎日プレゼントされたものが歌詞に加わっていきます。
12日目に向かって行くにしたがって歌詞が長~くなっていきます。
(※長くなっちゃうのでここには全部掲載していません)
全部の歌詞をおぼえるのは大変ですが、
5日目の
♪ 5 Golden Rings ~
のところを長~く元気良く伸ばして歌ってみたり、
毎回最後に出てくる
♪A Partridge in a Pear Tree~
のところだけでも、 自信満々に元気よく歌うと、なんとなくそれらしく聞こえちゃうかも!
歌ってみると不思議と楽しくなってきます♪
この歌を題材にした絵本もたくさん出ています。
12 Days of Christmas: Floor Book (My Fold Out)
Barbi Sido
( Priddy Bicknell Books )
歌詞に沿って折りたたまれたページを長~く広げられる絵本。
私は時々おやこ英語レッスンで、この可愛いイラストのボードブックを使って歌っています。
The 12 Days of Christmas Anniversary Edition: A Pop-up Celebration
Robert Sabuda
( Little Simon )
ロバート・サブダの美しいポップアップ絵本。
芸能人の方の翻訳による日本語絵本も・・・
エミリー ボーラム・絵
わしづなつえ(小鳩くるみ)・訳
( 講談社 )
ブライアン・ワイルドスミス・作
石坂浩二・訳
( 講談社 )
ドロテー ドゥンツェ・絵
岸田今日子・訳
( 太平社 )
特定非営利法人
小学校英語指導者認定協会
認定指導者 (川口ママ)もりゆき