株価の動きのケーススタディになるので「楽天」のテーマで継続的にブログを書いています。

 

今日の日経平均は一時、38k円を超えました。値上がり銘柄数は196、値下がり銘柄数は26、変わらずは3でほぼ全面高でした。携帯キャリア4社は日経平均採用銘柄で全て値上がりしました。明日がの4Q決算発表なのでタイトルを変えました。楽天モバイルは2018年1月に設立、2020年4月からサービスを開始しました。2019年12月期から2023年3Q決算まで赤字が続いています。「ファイナル・アンサー」としたのは赤字解消の目処が立っているのかどうかという意味です。

JBpressのニュースです。

 

楽天グループの株価は2/6から4営業日続落して2/9の終値は617.5円(-1.5円)でした。今日は641.7円(+24.2円(+3.9%))でした。

 

12/6の取引終了後に楽天グループ楽天銀行株を海外市場で2550万株、売却することを発表しました。今度は1/26の取引開始前にドル建シニア債の発行を発表しました。格付けはBBで殆どジャンク債です。決定された内容が1/31にプレスリリースされ、利率は11.25%で発行額は18億ドルです。2/5に5日移動平均<25日移動平均になりました。

 

携帯キャリア4社ともホルダーなので、楽天グループについては戦略の見直し、先行3社については安定した配当利回りを期待しています。ただし、将来の先行きが不透明な銘柄があります。

 

2019年12月期から赤字決算です。「桃栗3年、柿8年」の諺がありますが、いつか「黒字」になるのでしょうか?

  • 2019年12月期:▲319億円
  • 2020年12月期:▲1142億円
  • 2021年12月期:▲1338億円
  • 2022年12月期:▲3729億円
  • 2023年12月期(1〜9月):▲2084億円

下は先行3社の2022年1月からの株価の推移です。

NTT, KDDI, ソフトバンクの株価(2/11) から画像のみ再掲