NTTについて書くのは6月28、29日以来です。

NTTが1→25の株式分割(6/28) 

NTTの「空売り」を精算して夕食代 (6/29)

 

株価チャートです。1/25になったチャートを作りました。

 

 

 

楽天モバイルが6月1日から「最強プラン」なるものを出しましたが、ソフトバンクも含めて株価の影響はないようです。

 

ソフトバンクは5営業日続伸(9月2日) から再掲

(2日、以下コメント追記:8/4の1Q決算説明会で、2023年度の設備投資額は3,300億円との説明がありました。多大な設備投資を続けるためには営業利益が必要です。携帯電話料金には諸外国との内外価格差がありましたが、現在は安くなってきています。

 
私はかねてから日本の携帯キャリアは3社で十分だと考えています。米国は3社です。唯一、第4の携帯キャリアが成功したフランスは通信設備を共用しています。日本と面積が大きく異なる米国との比較は難しいですが、国土に占める森林面壁の割合は、日本:67%、韓国:64%、ドイツ、フランス:32%、英国:13%で、日本は中山間部、島嶼部の占める割合が高いです。総務省の国家公務員は世界との比較をする際に、単に携帯電話料金を比較するのではなく、上記のグラフの電気料金や地理的条件、4Gの通信品質を考慮することを怠っていたように思います(要確認)。私は「官製値下げ圧力」はある有力政治家の独善的な政策だったと考えています。KDDIは1985年の通信自由化から誕生しました。ソフトバンクは2004年にJR傘下の日本テレコムを買収、2006年にVodafon を買収、2008年に iPhone 3の独占販売を開始、2012年3月にプラチナバンドを獲得しました。過去の歴史を知らずに、「3社の談合による携帯電話料金の高止まり」等の決めつけるのは間違いだと思います。
 
楽天モバイルのシェアは2.2%です。企業としての資本力も不足しています。