今日の全国紙(朝日毎日日経読売)を見ています。関西在住なので大阪本社版です。

1面トップはバラけました。朝日は、『消費増税掲げ参院選へ』と『10月実施 骨太方針決定/政府・与党』(安倍龍太郎、北見英城)、毎日は『新型出生前診断 国が対策』と『学会混乱 今夏にも検討会』【千葉紀和】、日経衆参同一選挙の見送りについて、読売は『政府4計画 働き手拡大に重点』と『閣議決定 氷河期世代を支援』でした。(括弧内は記者名。日経新聞は見出しに著作権を主張しているので引用できませんm(__)m)

(あと書き)

明日、6月23日は沖縄県の「慰霊の日」です。沖縄県が条例で定めた日です。随分、前ですが沖縄県摩文仁の丘平和の礎を見ました。昨年は鹿児島県南九州市の知念特攻平和会館を訪れました。県民の多くが平和を希求していると思うのですが、沖縄県には日本の米軍基地の7割が集中しています。

 

さて、1面トップの中では読売は『政府4計画 働き手拡大に重点』と『閣議決定 氷河期世代を支援』に目が留まりました。氷河期世代は30歳台半ばから40歳台半ばとされます。約10年続いたことが大きいです。規制緩和で非正規雇用者が増えた時代(1996年に派遣労働の適用を26業種に拡大、1999年に例外を除いて全ての職種に拡大)と重なります。「新卒一括採用」という日本型雇用システムも影響しているのでしょう。日本は欧米先進国と比較して相対的貧困率が高いとされています。「格差と貧困」の問題は避けては通れない問題です。