ほとんどの人は、システムインテグレータSIer、エスアイアー)という仕事が何であるかは知らないでしょう。別名で”ITゼネコン”と表現されることもありますが、開発から完成まで数年間を要し、開発費が数千億円規模となることがあります。

 

NTTデータ(9613)は別格なので、時価総額の大きい、野村総合研究所NRI、4307)、大塚商会(4768)、SCSK(9719)、伊藤忠テクノソリューションズCTC、4739)の4社について5年間の株価推移を調べてみました。

 

NRI野村ホールディングス(8604)とセブン&アイ・ホールディングス(3382)が2大顧客であることはよく知られています。

 

日経平均が5年間で+66%の上昇したのに対して、NRIは+114%、大塚商会は+148%、SCSKは+106%、CTCは+167%でした。

アベノミクスの恩恵を受けている業種でしょう。

 

(あと書き)

今や、あらゆる機器が the Internet に接続されるようになりました。固定電話や TV も光ケーブルで接続されています。私自身は1990年位からISDN2回線で、遠く離れた所とのパソコン通信をしていました。その後、情報システム部門の統括の経験があるので、「土地勘」はあります。しかし、この十年はおろか、数年の技術の進歩は著しく、「化石」状態です( ;∀;)。

 

今はリタイアしていますが、いろいろなSIerの企業とお付き合いしました。ソフトバンク(9984)に買収された日本テレコムの技術者は優秀でした。主だった電機メーカー系のSIerや独立系のSIer等、売り込みに何人も一度に来られるので、顔と名前は中々一致しませんでした(-_-;)。

 

(参考ブログ)

野村総研の株価について(6月6日)

 

'18.5.20 -

アベノミクスの恩恵のないメガバンク(5月20日)

健闘している地銀もある(5月21日)

電力3社の5年間の株価推移(6月4日)

食肉メーカー3社の5年間の株価推移(6月4日)

自動車メーカー3社の5年間の株価推移(6月5日)

鉄鋼メーカー3社の5年間の株価推移(6月5日)

スーパーエネコン4社の5年間の株価推移(6月6日)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(過去のブログ記事)