エムナマエ氏と対談

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暑さ厳しき日が続いています.

 

先日,NHKのラジオ番組「視覚障害ナビ・ラジオ」の『先輩×後輩 ナビラジ交友録』という企画の中でエムナマエさんと対談させていただきました.

 

 

エムナマエさんは全盲のイラストレーター・絵本作家・エッセイストです.大学生の時にプロとしてデビューされ,38歳の頃に失明されましたが,今も尚,プロのイラストレーターです.

 

対談の日に先立ち,エムナマエさんが絵を担当された絵本「オラ・サヴァ・チェリオの地球冒険の旅-パリ祭-(1998)を拝見しました.温かみのある絵や色で溢れていました.視覚を無くして,如何にして描かれているのでしょうか.

 

対談の日,エムナマエさんとは初対面.エムさんは大変大らかで気さくなかたでした.

対談では,創作の話,障害の話,ユーモアの話等をさせていただきました.

全盲でありながら絵を描くその手法は工夫に満ちた独自のものであり,その方法に驚かされるとともに,背景に試行錯誤の賜を感じました.

対談の時間はとても濃密なものとなり,学ぶべきことが多くありました.

ただ,エムさんの溢れんばかりのパワーと偉大さに随分縮こまってしまいました….

 

対談後,「失明地平線」(2002)というエムさんのご著書を拝読しました.失明前後の年月における心の様子等が描かれており,たくさんの苦悩が伝わってきました.

 

エムナマエさんは全盲のイラストレーターで,温かみのある作品を描かれます.大変大らかで気さくなかたでした.ユーモア精神に充ち溢れたその人柄は,たくさんの苦悩を乗り越えて来られたからでしょうか.

 

 

エムナマエさん,遠田恵子さん,ありがとうございました.