この本は読みやすい自己啓発本を探していて、ひすいこうたろうさんの本はまだ読んだ事なかったし、話題にもなっていたのでチョイス。



私個人としては、幸いにも学生時代はラグビーに明け暮れる生活をしていたので、肉体的には幸いにも死を意識したことない。



精神的には落ち込む時期もあったり、どうしても生きているのが辛いと感じる時期はあった。



しかし、今は幸いにも普通の生活を送る中で、幸せを見つける事ができている。



今は惰性のつもりはないが、やりたい事に対してもっと、もっと真っ直ぐに走ってもいいのかなと。



この本に書いてあるように、「なにによって憶えられたいのかを問い続けろ」なんかは日頃人と接する上であまり意識してなかったなと思う。



人が生きていく上で人と接して生きていく事は社会の中では不可避。



そこでは相手がいてくれるからこそ、自分という存在を比較対象として認識できる。



人はみんな違ってみんないい。





本当に自分の欲求を知った時に人と比べる必要はあるんだろうか。



私たちは社会の中で生きていくし、これからもそれは基本的には変わらない。



ちょっと哲学的になったけど、明日死ぬかもしれないとしたら、本当に自分に素直になれているか、他人のレンズ、社会の偏見、不安という混乱に惑わされていないか。とても、前向きに自分の人生のテーマについて考えさせられる一冊となった。