この本は仕事についてのアイデアの本を読みたくなり、何かいい本ないかなと書店で探していたところ表紙が際立って目立っていて、著者も全盲の方でコロンビア大学ビジネススクール教授という事もあって、その方の知覚的な手法に触れたいという事もあり、チョイス。




内容はアイデアにはそもそも何もないところから生まれてくるものではなく、組み合わせ方が大事なのであってその組み合わせる手法をどのようにブレイクダウンして考えればよいかなどが書かれていてとても興味深かった。さらに、アイデアという抽象的なものを私は時々考えるが、その着地地点がいつもこんな感じかなぁと曖昧に終わっていたものが、ビジネススクールの教授だけあって、より具体的にビジネスシーンに置いてどのように活用できるかを結果とともに書かれていたのはとても参考になった。



また、模倣する事の大切さ何かは今の私にとって、認識することは必要な事なのかなと思った。どうしても模倣となると、心の壁が設置されてしまう。しかし、先人達の知恵、賢者は歴史から学ぶという言葉もある通り、模倣する事は必要な事だし、効率的である。しかし、模倣してるだけでは説得力のない、薄っぺらい人間になってしまうなと思ったが、バランスが大切だなと軌道修正したり。



読んでて、全部を理解できたわけではないが、結果を元にした論説には十分納得できたし、行動に落とし込んでみようと思った。