この本は友人の紹介から読む事になった。修道院に勤めるシスターが書いたもの。内容は基本的には導きについて書かれている事が多く、中でも



ソフトを組み込んでおけば、スープボウルの受け渡しはロボットにでもできます。むしろ効率的かもしれません。しかし、ロボットにできないこと、それは、「生きていてもいなくても同じ」と考えているホームレスの人たちに、「生きていていいのですよ」というメッセージを、ぬくもりと優しさで伝えるほほえみであり、短い言葉がけです。




この事はAI時代に言える事だと思う。人は順調の時は効率的に早く歩を進めていけるかもしれないけど、逆境に立たされてどうしようもなく辛い時はロボットには救えない。やはり、人との関わりで濁った水を清くするし、人との出会いの中で影響を受けて前に進めていけると思う。



最近いかに動く事が大切か実感する。時には真っ暗になり、歩く事が怖くて立ち止まる事もあるかもしれない。しかし、地球は回るし、時間も流れていく。自分の培ってきた経験、自分にしか感じ取る事しかできない感情を大切に、あるがままを受け入れて身を任せる事も時には必要なのかなと思った。



現在、対人援助職に就いている上でとても考え方の基礎としてとても勉強になった。



本に書いてあった「きれいさ」はお金で買えます。美しさは買えません。何て言葉も好きだな。