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1年のうちで1番寒い時期とされる大寒
大寒とは、“寒さが一層加わる”という意味で、
まさしく読んで字の如くですねぇ
1月20日(2015年は1月20日)は大寒二十四節気の第24番目
期間としての意味もあって『立春』までの期間、
『小寒』から数えて15日目頃です
冬の季節の最後の節気で、寒さが厳しくなって、
1年中で最も寒い時季です
また、『小寒』から『立春(2015年は2月4日)』までの30日間を【寒の内】といって、
大寒はその真ん中にあたるんでしたねぇ
寒さが強まる時期の始まりに『小寒』があって、
次に大寒と続きます
『小寒』・大寒と揃って【寒(かん)】といわれ、
【寒の内】や【寒中】とも呼ばれています
「寒の戻り」というのをご存知の方もいらっしゃると思いますが、
こちらは春になって気温が上がって来た頃に
急に寒さを伴うもので、この【寒】とは別なものなのだそうですよ
この大寒の時期は、
武道では、寒稽古や耐寒のためのいろいろな行事が行われ、
古くからの邪念を払ったり、気を引き締める日で、
水行をするなどで、邪気を払う日としても重要な日になっています
また、最も寒い時期である大寒は、
この強い寒気を使って仕込みが始まるものがあります
例えば「凍り豆腐(高野豆腐)」や、
「寒天」・「酒」・「味噌」といったものを仕込む時期なんですよぉ
仕込む時期でるというその訳は、まずは「水」にあるということです
『小寒』から『節分』の間の期間を【寒の内】といいましたが、
その期間に汲んだ水を寒の水といいます
大寒の時期の水は、最も寒い時季のため、
雑菌が少なく、長期間の保存に向いている水ということなのだそうです
それで、「凍り豆腐(高野豆腐)」・「寒天」・「酒」・
「味噌」・「醤油」などの仕込みに使うと、
腐りにくく、身体にも非常に良いよいうことなのですねぇ
寒の水・・・【寒の内】の間に汲んだ水のこと
この時期の水は、雑菌が少なく体にも良いとされてきました
また、長期保存に向いているとされ寒の水で作られた「味噌」、
「醤油」、「酒」は腐らないといわれています
そして、なんとこの大寒の日に食べると縁起の良いものがあるんですよぉ
皆様、ご存知でしょうかぁ~
それは、大寒の卵です
大寒の卵というのは、
【寒の内】の1月5日~2月3日に生まれた卵のことをいいますよ
この大寒の卵は、非常に縁起が良くて、子供が食べると病気にかかりにくく、
丈夫な身体になると言われています
寒さのために鶏の産卵数が減る代わりに、卵の栄養分が豊富になって、
滋養がたっぷり含まれているということです
よって大寒の朝に生まれた卵は昔から、
食べると健康に暮らせるといわれ、「寒たまご」として珍重されているんですねぇ
また、大寒の卵を食べると、幸運も金運もアップして、
お金に困らなくなると言われているんですよぉ
中国では、大寒の卵は“生気に満ちあふれた縁起物”ともいわれて、
大寒から5日間は「鶏始乳」と呼ばれ、
鶏が卵を抱き始める時期とされているんだそうですよ
風水の世界でも「寒たまご」は縁起物とされていて、
金運アップの食べ物といわれているそうですよぉ
1年で最も寒いとされる大寒の日
風邪などで体調を崩しやすい時期ではありますが、
寒い時期に負けず、頑張る鶏が生んだ生気満ちあふれる卵、
大寒の卵を食べて、栄養をたっぷりつけまして
幸運も金運も手に入れてみては如何でしょうかぁ~