もう後戻りできない…。こんな理由で飛び込んでいいのだろうかと不安大むしろシークエンスを知らない私がマイソールに参加していいのか?もしダメならば諦めよう!←と、退路を無理やり作る私
脳内でそんな一人劇場を繰り広げているところ、先生から返事が
「私もマイソールから初めました。大丈夫ですよお待ちしております」
退路が完全に断ち切られた
私はいつだって優柔不断。だからこうして自分を重箱の隅に追い込まなくてはならないのである…。これでいいのだ。。←ウジウジしすぎ!
と、いうかそもそも恐れることは何もない!何を緊急しているのか?楽しもうと、開き直って半ば無理やり爽やかに当日を迎えられた
教室には小さな祭壇があり、長身でスラっとした綺麗な女性の先生が。練習生は男性、女性、様々な年代の方が静かに準備を始めておられる!なんだか今までに味わったことがない空気感
「初めてだから、順番を伝えるから大丈夫ですよ」と、優しく先生が声をかけてくれて一安心。
アシュタンガヨガの始まりのマントラ。皆、声を合わせて唱える。私は全くわからなかったが、只心地よくて聞き入ってしまった。なんならアンコールしたかった!
太陽礼拝A.B。
う?え?いつも行っている太陽礼拝とは違いチャトランガ、アップドック、ダウンドック祭り太陽礼拝だけでもぐったり極まりなく、迎えたスタンディング。一つのポーズごとにドルシティ(目線)が定っていて、ウジャイ呼吸で5呼吸キープ。
シンドイ…。この四文字が頭をよぎる。
優しい微笑みで涼しげな綺麗な表情、落ちついた声で次のポーズを教えて下さる横で、『シンドイ』を必死に隠しながら平静を装いながらフーフーいいながら(全く隠しきれてない)ポーズを真似る。もう、真似るが精一杯
え?まだ?まだ?まだ続くのぉ〜
ポーズとポーズの間のヴィンヤサガまたきっつい
「シンドイ」「え?まだ?まだ終わらない!?」この二つのワードがグルグルと交差
腕が背中にまわりません!こんな体勢で前屈できません!ひねれません!マリーチアーサナa.b.c…いや、覚えられる気がしない!
汗は噴き出て手が滑る滑る!この時のヨガマットは600円のペラペラマット。ヨガTTCでお世話になっているmimo先生にあれだけマットはちゃんとした物を選べと助言いただいていたのにようやくこの日をもってマンドゥカの高級ヨガマットの購入決意したのであった
ナバーサナ5呼吸5セット。
シンドイ祭りは最高潮を迎えたところで、
「あと、少しですよ!」
何?あと少し?ようやく終わりが見えて来たぁと安堵。
そして、ブリッジのご指示を頂く。
今まで前屈祭りできていて、ここにきて後屈ぅ⁉️
(私は後屈が苦手)
全身疲労困憊の中の苦手な後屈。呼吸できていなかったように思う。もはやヨガでは無い。
いつもなら難なくできる終盤のシルシアーサナは疲労困憊すぎてできない
ようやく、待ち焦がれたシャバーサナタイムはもはや休憩タイムに
いや、若くないんだわ。もう。と体の老いを痛感。
しかしね、謎に終わったあとの充実感はとても素晴らしいものがあった。
謎の全身の痛みに襲われながらも心は充実感で満たされている。
せっかく出会ったのだから、続けてみようかな。
しかし、これがハーフ。1/2。半分。じゃつまり残りまだ半分?←しつこい
プライマリーシリーズ、生きている間に完結できるのであろうか…
まぁ、なんでもとりあえずはやってみよう。いけるところまでいってみたら、景色が変わるかもしれないし。
そんなことを思いながら帰り道をトボトボと歩いたのであった