今日の新聞に伊勢神宮の「式年遷宮」の事が書いてあった。
20年に一度社殿を新しく建て替えてご神体を移す。
飛鳥時代から続く決まり事。
だそうだ。
準備が整って神様が移るのは10月。建物だけでなく装束や
宝物などの道具も新調されるってことで、
まっさらな新品に囲まれた清らかな空間を作る。
しかし
そうした神道の精神だけが式年遷宮の理由では無いらしい。
伝統の裏側に経済的な意味が隠されているとの事。
それは。
建築や製品の技術を次の世代に伝えていく制度としての側面。
20年の歳月が経てば、10代が30代に30代が50代になっている。
習った技を若者に教え、育った人材を背中から見守る。
技術は綿々と引き継がれていくだろう。
ですよ。(・∀・)b
今の会社で、一緒に20歳離れた方と一緒に汗をかき、
伝え、学ぶ機会があるだろうか。
上からの物言いだけで一緒に作業しなきゃ技術の伝承はできないぜ。
そんな事が見えた、感じた朝にちょうどいい話題だった。
傲り高ぶるな謙虚であれ