西日本豪雨災害で再び内水浸水被害を出した矢口川。期待された稼働ができなかった矢口川排水機場の信頼を回復するため、徹底した原因の究明と、再発防止策の実施を私は国土交通省に強く要望しました。


台風12号が明日広島県を直撃する予報が出される中で、排水機場周辺の皆さまの不安は高まっています。そこで私は、国土交通省に対して昨日と今日の二回、台風襲来への備えをしっかりと講じることを求めました。太田川河川事務所長から示された対処は次の通りです。


①原因究明のため搬出した排水機の代替として、小型ポンプを30台設置。同等の排水能力を確保。


②未だ土砂が残る絵坂川の浚渫を、広島市に代わり国が本日実施。


③明朝から国土交通省職員を矢口川排水機場に派遣。


④民間に委託している矢口川排水機場の運転要員を増強。


⑤前回流木などが詰まった除塵機周りを改良。さらに、流木などを直ちに取り除く要員を配置。


⑥三篠川を含めた内水浸水被害を防ぐため、すぐ近くにある高瀬堰分室に移動ポンプ車を既に2台配備。

                                                                以上