【怒りの働き方改革・・・その2】 | 男が羨むほど輝く女の仕事

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日本の仕事のことや、暮らし方について書いています。



いったい何なんだ

働き方改革とは!?


おかげでうちら中小企業は何も
仕事ができないじゃないか!
厚労省は何を考えておるんだ!?

そもそもキャリアコンサルタント
というのはどちらの見方なんだ!?」


先日参加したキャリア資格に関する
協会の立ち上げイベントで、
質疑応答の際におこった一幕である。



↓前回の記事
【怒りの働き方改革】
 


キャリアコンサルタント
元ハローワーク勤務者
元中小企業経営者
弁護士

でパネルディスカッションを
最後に開いていたのだが、


話の内容は働き方改革が
実際に今の企業にとってどのような
影響をあたえているのか、


またキャリアコンサルタントが
今後どのような関わり方をできるのか
それぞれの立場で率直な意見が交わされた。

中でも、近年は企業と従業員の
パワーバランス
に変化がおこりつつある
という話があった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



 

 

 

 

 

 

労働法関連の規制や変更の改革が
進む中、従業員の質も『異質』な人が
増えてきているという。

聞けば、ブラック企業を相手に会社の弱み
を見抜いて、組合などの支援を受けながら
解雇などへの損害賠償や権利行使の
ぶら下がり労働などをおこなう従業員も
増えてきたらしい。


若い世代のひと達はネットなどから
かなり専門的な情報を事前に勉強し、
自分が今どのような立場にあるかを
よく知っているという。

弁護士や社労士の先生も話していたが
以前、従業員が会社に対して
中小企業で裁判沙汰になることなど
滅多になかったのが、近年は急増している
という。

ブラック企業が糾弾される風潮の中、
モンスター社員も増えているわけである。

※だからといって法令違反を擁護する
わけではない

むしろ、しっかりとした就業規則や
勤務体制を整えずに経営してきた
代償がそのような結果を産んでいる
のだ。

弁護士の方がいうには古い経営者と

若い従業員との情報格差

著しく開いてきているという。

小さな会社でも早期の労働環境の見直しが

必要になってきている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




ハイ、違法・・・。














そんな企業の労働環境をめぐって、
現場が混乱している状態を代弁してか
冒頭の男性の怒りの遠吠えがあったのだ。


「私たちの時代は仕事は夜中まで働いて
仕事を覚えたかったら盗んで覚えたんだ。
それが時代遅れと言われても、いったい
どうしたら良いと言うんだ!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 







↓高度成長期と人口ボーナスについて
http://toyokeizai.net/articles/-/148363?page=5

http://toyokeizai.net/articles/-/148363?page=6

この発言から、この人が働き方改革の
本質をまったく理解してない管理職だな~
とはわかるのだが、その男性に対して
元中小企業の経営者さんの一言が渋かった。


「おっしゃる通り、何をして良いのか
わからないです。経営者は何をして
良いのかわかっていない
のです。




経営者は怖がりです。

 

 

 

 



自分が従業員にどう接して良いかわからない、
それを誰に打ち明けていいのかもわからない。

キャリアコンサルタントという話で言えば、
私たち中小企業の経営者のそのような
立場をわかってくれるキャリアコンサルタント
さんが増えてくれると良いと思います」


自分たちがガムシャラに働いてきたやり方が
否定され始めた現在の論調に、一種の拒否反応を
起こしているという一端もあるだろう。

しかし、働き方改革はもはや経営改革である。

単なる残業時間削減を目的といているのではない。

経営者や管理職が怖がるのは当然であろう。

そこで近年働き方改革で儲けている注目を
集めているサイボウズ
の話を取り上げたい。
のでもう一回続く。

 

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