ぱっちりバトル千穐楽からの池袋披露目突入! | 桂鷹治の「語る詞す」

桂鷹治の「語る詞す」

噺家・桂鷹治のオフィシャルブログ

プリンタとパソコンが、無線LANで繋がっているのですが、

どういう訳か、何度試しても、色々試してもオフラインで印刷できず。

 

たった一枚の書類で数十分は格闘して、

最後はパソコンを再起動して無事印刷できました。

 

精密機械を扱っているのに、

その実、叩けば直る電化製品の時代から対処方法が変わらない。

ハイテクなのか、そうでないのか、

これが21世紀なんでしょうか。

 

10日(月)、入梅。

季節の上で入梅でも、梅雨入りは平年よりかなり遅いそうで。

このところ夏が長くなって、初夏もまともに無いまま、

桜が散ってからなし崩しに夏日が続くので、

久しぶりの爽やかな陽気、といったところでしょうか。

 

この日は中野からスタート。

用足しを済ませて、田原町。

浅草演芸ホールの千穐楽。

 

楽屋入り前に翁そば。

冷台でカレー南蛮。

 

 

蕎麦屋で「台抜き」といえば、蕎麦抜きで、

温かいお汁に天ぷらなり鴨葱なりが浮いているという、酒肴。

 

何で蕎麦が台なんでしょう。

上に色々乗ってるからかな。

蕎麦屋で蕎麦がメインなんだから、何か違和感があるんですが、

そういうことになっているので、よろしくお願いします。

 

いつも、蕎麦もカレーも熱々で食べ終わるときには汗だくになってしまうので、

蕎麦を冷たく、カレーは熱く、

混ぜてちょうど良い温度になるように。

 

さっと手繰って楽屋入り。

 

出番と、大喜利。

平日にもかかわらず大勢のお客様。

ご来場ありがとうございます。

 

最後に全員で記念撮影。

芸協まつりTシャツでOK、ということだったんですが、

花座帰りの鷹治は花座Tシャツで参戦。

 

 

よく考えたら、7日に浅草の高座を勤めて仙台に旅立って、

そして9日に花座を勤めて浅草に帰ってきたわけで、

浅草から浅草へ。

珍しく過密スケジュールでしたね。

 

大喜利は後半2日しか参加できませんでしたが、

ありがとうございます!

トップはとれなくても、なんとなく常にAクラスにはいる、

不思議な存在感で頑張りました。

 

写真の撮り方も、少しは変わってくるかな。

 

11日(火)、昼前に池袋。

真打昇進披露、20日間の中休みがあっての池袋演芸場。

 

 

飾り付け、各種確認、

お席亭へのご挨拶まで同行して一旦解散。

三々五々で、私は新宿へ。

 

 

楽屋入り前に航海屋でラーメン。

2016年6月11日、二ツ目に昇進してから9回目の航海屋。

現在2900日くらい継続中のシカメシ、第一回目のお店。

しかも9年連続、末広亭の初日。

言葉にすると重みがありますね。

 

 

表にこれだけ看板が並ぶと壮観ですね。

寄席文字は美しい。

 

仲入り後は座談から。

テーマを決めたのに、全く関係のない大騒ぎでした。

時間も伸びていくんでしょう。

ご来場の皆さまも諦めてお付き合いください。

 

 

座談後の楽屋も賑やか。

しかし没後20年経っても話題が尽きない大師匠の存在も、凄いことですね。

孫弟子は全員間に合ってないのですが、

一度お会いしたかったです。

 

 

ほどほどで退出して池袋へ戻って、池袋演芸場。

表の看板が出ていて、

こちらも壮観。

そして新真打、それぞれに一枚の看板を用意してくださっているようで、

大きく「松林伯知」と、これも立派です。

有難い限り。

 

 

20日ぶりで、体を慣らしながら番頭連も動きます。

楽屋に入りきらないので、

ロビーまで溢れる芸人。

お客様には申し訳ありませんが、

わかってください。

 

 

ぱっちりバトル直後なので、

アングルに凝って写真を撮ってみたり。

難しいですね。

世の中に溢れる写真を注意して観察して、勉強しないといけません。

 

 

口上、伯知姉さんの高座で初日お開き!

三館共通券もこの池袋が最後なので、

お手元にあって、まだお使いでない方はお急ぎください。

 

12日(水)、昼間は家のこと、花座やその他のことの後片付け。

ちょっと外出のついでに沖縄そば。

野菜そば、っていう名前なんですけど、

彼の地でもこういうタンメン的なものがあるんですかね。

ランチョンミートのおにぎりも付けて完食。

 

 

いつの間にか背の丈を抜かされていた庭のアボカド。

良い天気です。

池袋演芸場で熱中症対策しましょう。

 

 

池袋の看板も、主任に合わせて日替り。

この日の主任は雨花姉さん。

 

 

順調に番組は進んで、口上。

池袋演芸場の緞帳が故障しているようで、

閉まりきらない、あるいはスイッチを押しても開かないトラブルが続いています。

 

お見苦しいことになるかもしれませんが、

ご寛恕いただければ幸いです。

我々にはどうしようもないことですので。

 

番頭や前座さんがその都度、対応しています。

何せ、通常は大丈夫で、いつおかしくなるか判らないので、

こちらとしても対処療法しか手がないのです。

 

 

一杯のお客様。

口上も賑々しく。

 

主任の雨花姉さんの高座でお開き。

終演の緞帳は問題なかったようです。

 

池袋の披露目も快調に滑り出しました。

あと7日間、お客様のご来場をお待ちしております。

 

その後は上野広小路亭、紀尾井小ホール(国立代替)と続きます。

 

しかし、今は使われていない国立演芸場。

あれ、そのまま使える状態で放置されていいます。

とくに建築としては問題なく使えるのに、

政治に巻き込まれて、ほったらかし。

 

その代わり、紀尾井ホールはじめ、

都内のホールを借りて代替公演を打ち続けておりますが、

この小屋代だってバカにならないでしょう。

これこそ血税の無駄遣い。

せめて取り壊しが決まるまでは、国立演芸場を使う方が、

お金を無駄にしないで済むと思うんですが、

現場のことを気にもかけない人たちが、

自分のものではないお金でやってるせいで、

こういう可笑しなことになるんでしょうね。

不可解、不可解。

 

そして、大須演芸場での披露目も決定しました。

 

 

8月10日(月)~12日(月祝)、

3真打が3日間、1日ずつ主任を勤めます。

遊雀師匠と鷹治は3日間出演、口上にも上がります。

よろしくお願いします!