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ヒミズをみて

ヒミズをみて3日が立ちました
たまにヒミズのことを思い出します
特に意味はありませんが
他にやることがたくさんあるのに
ヒミズについて考えてみよう、と
今ある問題にとりかからないのは
よくないことだと思います。

ヒミズの剥き出し感について考えました
なんであんなにむき出しなんだろう
観てすぐのときは、そんしおんは
住田が生きるラストをつくりたくて
そこにいきつくためには、
漫画のテンションを棄てて
むき出しのテンションで
いかんとあかんと思ったんではなかろうか
と思っておりました。

いまもその考えは変わっていませんが
もうひとつ映画のいいところに気づきました。
住田は生きるのですが、
とても苦痛に顔を歪めているのです
ハッピーエンドのはずなのに
とてもつらい顔をしていました
映画が終わったあと住田くんは
殺人犯として生きていかなければいけません。
いくら未来の幸せを想像しても
自分が一番なりたくなかった人間になり
なおかつ世間の目に晒されることになります
生きるけど後すごいつらい、っていうことが
よくわかりました
でも茶沢と住田は走りながら
住田がんばれ、とか、なんか言え、とか
何回も叫びながらマラソンしていきます。
生きるけど、後つらいです、でも頑張りましょう
な感じでした。

ところで夜野くんはつまぶきくんを殺したのでしょうか
漫画ではつまぶきくんの苦悩の話も大好きだったのですが
あんまり描かれていないので残念でした。