ちょっといい話の回覧板 | 浪花のコーチング税理士☆食べ歩き編

ちょっといい話の回覧板

 

【読み比べ『二宮翁夜話』& 『二宮先生語録』】

致知出版社「BOOKメルマガ」より


二宮尊徳の教えは、渋沢栄一や松下幸之助、
土光敏夫、豊田佐吉、稲盛和夫といった
大事業家たちにも多大な影響を与えてきました。

その高弟である福住正兄が記したのが
『二宮翁夜話』であり、
同じく高弟である斎藤高行が著したのが
『二宮先生語録』です。


 【積小為大】

『二宮翁夜話』より

翁のことばに、大きな事をしたいと思えば、
小さな事を怠らず勤めるがよい。
小が積って大となるからだ。

およそ小人の常として、大きな事を望んで小さな事を怠り、
できにくいことに気をもんで、できやすいことを勤めない。
それゆえ、ついに大きな事をしとげられない。

それは、大は小の積んで大となることを知らないからだ。

たとえば、百万石の米といっても粒が大きいわけではない。
一万町歩の田を耕すのも、一くわずつの手わざでできる。
千里の道も一歩ずつ歩いて行きつくのだし、
山を作るにも一もっこの土を重ねてゆくのだ。

この道理をはっきりわきまえて、
精を出して小さな事を勤めてゆけば、
大きな事は必ずできあがる。

小さな事をいい加減にする者は、
大きな事は決してできぬものだ。


【小事を積んで大事を成す】

『二宮先生語録』より

大事を成し遂げようと思う者は、
まず小事を努めるがよい。

大事をしようとして、小事を怠り、
できないできないと嘆きながら、
行いやすいことを努めないのは小人の常である。

およそ小を積めば大となるものだ。

一万石の米は一粒ずつの積んだもの、
一万町歩の田は一くわずつの積んだもの、
万里の道は一歩ずつ重ねたもの、
高い築山ももっこ一杯ずつ積んだものなのだ。

だから小事を努めて怠らなければ、
大事は必ず成就する。

小事を努めずに怠る者が、
どうして大事を成し遂げることができよう。

 

 

 

 


■朝早く送られてくる、友人のにしやんからのちょっといい話を回覧板にしてしまいました。次の人に回覧してあげてくださいね。

 

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