ちょっといい話の回覧板 | 浪花のコーチング税理士☆食べ歩き編

ちょっといい話の回覧板

【絶望したまま、倒れたままの自分を認める】

致知出版社「人間力メルマガ」より


大学生の時に難病「潰瘍性大腸炎」を発症し、13年に及ぶ壮絶な闘病体験を送った頭木弘樹さん。

入退院を繰り返す絶望の日々を救ってくれたのが読書から学んだ心の持ち方だったといいます。苦しみ、悲しみ、絶望にどう向き合えばいいのか。実体験から語っていただきました。


(――いま人生に苦しんでいる方に特に伝えたい文豪の言葉、作品から得た学びなどはありますか。)

(頭木) 
それは、カフカの日記や手紙に出てくる次の言葉ですね。

「将来に向かって歩くことは、ぼくにはできません。
将来に向かってつまずくこと、これはできます。
いちばんうまくできるのは、倒れたままでいることです。」

「生きることは、たえずわき道にそれていくことだ。
本当はどこに向かうはずだったのか、振り返ってみることさえ許されない。」

(――含蓄のある深い言葉です。)

(頭木) 
入院してしばらくは、病気の自分はあくまで仮の姿であって、何とか起き上がらなくてはいけないと焦ってばかりいました。

でもこのカフカの言葉に接して、カルチャーショックを受けたというか、「しばらく倒れたままでもいいじゃないか」と、考え方を転換することができたんです。

そして本当に絶望している時に、「起き上がらなきゃ」っていう考え方、要するに人間は右肩上がりで成長し続けるもの、一直線に成長しなければいけないものだという価値観でいると、むしろどんどん辛くなっていって、起き上がれなくなってしまうことに気づいたんですね。

逆に倒れたままでいる期間も人生にはあるんだという心境になれれば、苦しさは減るものです。

 


■朝早く送られてくる、友人のにしやんからのちょっといい話を回覧板にしてしまいました。次の人に回覧してあげてくださいね。

 

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