ちょっといい話の回覧板 | 浪花のコーチング税理士☆食べ歩き編

ちょっといい話の回覧板

【余計なことにとらわれないためには】

メルマガ「人の心に灯をともす」より

順天堂大学医学部教授、小林弘幸氏の心に響く言葉より… 


ここでひとつ、余計なことやどうでもいいことにとらわれないための大切なポイントを紹介します。 

それは、「選ばないで済む」「探さないでいい」ようにしておくことです。 

「選ぶセレクト」「探す=サーチ」といった行為が、人間にとってかなりの大きなストレスになっていることをご存じでしょうか。 


アメリカのコロンビア大学で心理学を教えるハーバーソン博士は、何かを選んだり決めたりするとき、私たちの心身は一時的な緊張状態にあり、私たちが抱えるストレスの多くは、「決定しなければならない物事が多すぎる」ことが大きな原因になっていると述べています。 

みなさんもきっと、どれにするかが決まらなくてイライラしたり、何かが見つからなくて焦ったりした経験があるでしょう。 

日々をふつうに生きていれば、「選ばなきゃならない機会」はたくさんあります。 


たとえば、何から手をつけようかとか、服はどれを着ていこうかとか、昼ごはんは どの店で食べようとか、スタバに入ったらどのコーヒーを頼もうとか......それこそ、 数え切れないくらいに「選ばなきゃならない機会」があり、そのたびにどれにするか迷ったり頭を悩ませたりしているのではないでしょうか。 

また、何かを「探さなきゃならない機会」も日々の中にけっこうたくさんあるものです。 

たとえば、机の上に置いたはずのスマホが見つからなかったり、カバンの中の財布 がなかなか出てこなかったり、レジで小銭を払いたいのに1円玉が見つからなかったり、デスクの引き出しに入れたはずの契約書が見つからなかったり......そういった 「探さなきゃならない機会」が多いと、ついつい焦ったりイライラしたりしてしまうという方も多いのではないでしょうか。 

こういったことが積み重なって、自分の心身を乱すストレス要因になっているのです。 


私たちは日々、何かを選ぶたびにどうでもいいことに対して迷わされているし、何かを探すたびにどうでもいいことに対して焦らされている。 

そして、こういう「迷い」や「焦り」が、私たちの仕事やスポーツなどのパフォーマンスに、微妙な狂いや乱れをもたらしているというわけです。 

ですから、仕事やスポーツなどで、いつも通りの自分らしい高いパフォーマンスを発揮するには、日常のこまごまとしたことを「選ばないで済む」「探さないでいい」ようにしておくことがとても大切なのです。 


アメリカの前大統領、バラク・オバマは、雑誌のインタビューで次のように話しています。 

「毎日起こる小さな問題に無駄な時間をとられないようにしないといけません。

私はいつもグレーかブルーのスーツしか着ないことにしています。

選択肢をわざと狭めているのです。

私にはもっと重要な決断が他にたくさんあります。

何を着 るか、何を食べるかといった些細なことを決めるのにエネルギーを使いたくない のです」(Vanity Fair \ Michael Lewis; Obama's Way) 


このオバマ前大統領の記事を読んだとき、私は少しうれしくなりました。

なぜなら、 さすがアメリカの大統領ともなれば、決断や選択にかかるストレスのことをよくわ かっている、と感心したことがあります。、私自身もずっと以前から「服を選ばないで済ませる」ための工夫をしていたからです。 


私の場合はスーツではなく、着るワイシャツを「白」と決めています。

ワイシャツ には、ストライプ、青、グレーなどがありますが、ひとつに決めていないと、 今日の気分に合うのはこの色かな、このワイシャツの色は、このスーツには合わないかな、 といったように、いろいろと選択に迷い始めることになります。

だから、いちいち 迷わないで済むように、「ワイシャツは白1色にする」と決めているのです。 

また、ついでに紹介しておくと、私の場合、財布は「白」や「黄色」などの明るい 色にすると決めています。 

なぜならば、明るい色にしておけば、カバンの中ですぐに見つかってスッと取り出 せるから。

黒や茶色だと、カバンの奥に入り込んでしまうと、なかなか見つからず焦ってしまう可能性があります。

だから、暗いカバンの中でもパッと目につくような色 にしているわけです。 


おそらく、みなさんの中にはそんな小さなこと、どうでもいいじゃないか、と思 う人もいらっしゃることでしょう。

しかし、こういう「どうでもいいこと」や「小さ なこと」をきちんとしておくことこそが大事なのです。 

スーツにしてもワイシャツにしても財布にしても、今日はどれにしようか、とか “あれ? 見つからないぞ” とかと意識をしていると、いちいちそのことに対して気を遣わなくてはなりません。

ところが、「選ばないで済む状態」「探さなくていい状 態」にしておけば、何も煩わされることなく、気を遣わなくてもオートマチックに事が進んでくれるようになります。

いわば、「いちいち意識しなくても、いつも通りスムーズに心身が動けるようになる」わけです。 

そして、こういう「いちいち意識をしなくても、心や体がいつも通りに動く状態」 を日常の生活の中でたくさんつくっていくと、だんだん自分の中の無意識の力が目覚 めてくるのです。 


だから、一流のアスリートやビジネスパーソンには、自分の持ち物や日常の生活動作に関して、意識しなくて済むように、「自分のルール」をルーティーンとして事細かく決めている人が多いもの。

すなわち、小さいことやどうでもいいことは、「自分のルール」でいつも通りに済むようにできるだけ自動化しておいて、ここいちばんのポイントで自分の力を存分に発揮できる状態をつくることに心を砕いているものなのです。


《「選ばない」し「探さない」から、 よい結果を生み出せる》

『意識しない力』




イチロー選手が現役だったころ、いくつかのルーティンがあったことは有名だ。

毎朝、カレーを食べる(その後、現在はそうめん)。

試合前のストレッチ、ネクストバッターサークルから打席に立つまえに行う17種類の動作。

試合後に自分の道具を磨く。

ウエイトトレーニング後、マッサージをする。


また、スティーブ・ジョブズの黒のタートルネックも有名だ。

日本でソニーの工場を見たときにその制服が気に入り、自分の会社でもそれを提案したところ猛反発があり断念したとか。

それでは、自分だけでもと、毎日、黒のタートルネックとリーバイス501のジーンズを着るようにした。

黒のタートルは三宅一生に頼み、100着同じものがあったという。


日常の生活をストレスを極力少なくして過ごすには、日常の多くのことをルーティン化した方がいい。

些末(さまつ)なことに煩(わずら)わされなくなるからだ。

すると、ここぞというときに力を発揮できる。


うまくいくときは、誰でも「自然体」になっているという。

自然体とは、特別に意識しない状態であり、肩の力を抜き、気負ったりせずに、ありのままの自分でいるという状態だ。

意識すると、体も心もぎこちなくなる。


柔道では、どこにも余分な力が入っていない姿勢を「自然体」という。

それが最も安定した姿勢であり、そこから攻撃にも守りにも変化しやすい柔軟な姿勢。

結局、柔道に限らず、力まず自然体でパフォーマンスができる人が、一番自分の潜在的な隠された力を発揮できる。

つまり、無意識の力が目覚める。


ここぞというとき、最高度のパフォーマンスを発揮できるよう…

些細なことをルーティン化し、余計なことにとらわれない人で。

 


■朝早く送られてくる、友人のにしやんからのちょっといい話を回覧板にしてしまいました。次の人に回覧してあげてくださいね。

 

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