ちょっといい話の回覧板 | 浪花のコーチング税理士☆食べ歩き編

ちょっといい話の回覧板

【人間という奇跡を生きる】

致知出版社「偉人メルマガ」より


人間の命は奇跡の連続の上に成り立っている。
このことは本欄でも何度か紹介してきた。

中でも忘れられない話がある。

本号にもご登場いただいている
村上和雄、桜井邦朋両氏から伺った話である。

「人間の持っている遺伝子情報は、
一粒の米を60億に分けたほどの極小スペースに、
一ページ1000文字で1000ページある
大百科辞典三3,200冊分が入っている」
――村上和雄氏

「太陽の中心核では四つの水素が
融合して一つのヘリウムを作るが、
水素の質量の0.7%がエネルギーに
転換して放出され、
それによって太陽は輝いている。
この放出量が0.71%だったら
星の進化スピードが早すぎて、
太陽はすでにない。

0.69%だとスピードが遅くなり、
ヘリウム結合ができず、
137億年たっても炭素が作られず、
生命は生まれていない」
――桜井邦朋氏


鮮烈だった。
何かとてつもなく
大きな意志が働いている。
そうとしか思えない宇宙現象である。

一つの生命細胞が生まれる確率は、
一億円の宝くじに100万回続けて
当たるような確率であり、
現代科学はいまだに
一つの細胞も作れていない、とも教わった。

先日、上野の国立科学博物館で
開催されていた『生命大躍進展』を見て、
38億年前に地球の水中に生まれた
単細胞生命が人類になるまでに、
3回の大躍進があったことを知った。

第一の大躍進は5億年前。
生物が目を持ったことである。

地球に誕生した生命は、
30億年以上もの間、
単細胞生命のままだった。
約5億年前、なぜか遺伝子が4倍になり、
余分の遺伝子が新しい機能を進化させ、
複雑な形をした目を持つ生物が突如現れた。
その代表格はアノマロカリスという
エビのような形をした
体長一メートルほどの肉食動物。
高性能の目を武器に獲物を巧みに捕らえた。

よく見える目の獲得は
生存競争における
優位性の獲得であったのだ。

第2の大躍進は、
哺乳類が胎盤を獲得したこと。
胎内で育てることで
赤ちゃんの生存率が高まったのである。

どうして胎盤を手に入れることができたのか。
1億7,000年前、その頃の哺乳類に
強力なレトロウイルスが流行した。
多くは命を落としたが、
生き残った哺乳類の体内で
レトロウイルスが生殖胎の内部に入り込み、
ウイルスの遺伝子が組み込まれ、
胎盤ができたのだという。

ウイルス感染という逆境が
生命を進化させたのだ。

第3は、哺乳類が大脳新皮質を獲得、
脳が大きくなったこと。
脳の形成に働く遺伝子には
アクセルとブレーキの役割をするものがある。
哺乳類は一時的にブレーキ遺伝子が故障し、
それによって脳細胞が増殖、
大脳新皮質が形成される
要因になったという。
遺伝子の故障という不慮の事故で、
人類は言葉と知性を獲得したのである。


こう辿ると、
信じられないような偶然が積み重なって
生命は進化してきたように思えるが、
先の両氏のお話を重ねると、
そこに一貫して流れる
宇宙意志のようなものを感じずにはいられない。

私たちは限りない宇宙の恵みの中に
生きているという思いが胸に迫ってくる。
私たち一人ひとりの生命は
無数の奇跡によって織り成され、
いま、ここにある。

そのことに思いを馳せ、
自らの生を全うすることこそ、
すべての人に課せられた
使命なのではないだろうか。

 


■朝早く送られてくる、友人のにしやんからのちょっといい話を回覧板にしてしまいました。次の人に回覧してあげてくださいね。

 

ホームページ はこちら

 

Facebook のファンページ もよろしくお願いします。