ちょっといい話の回覧板 | 浪花のコーチング税理士☆食べ歩き編
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ちょっといい話の回覧板

【芸術とは盗むことだ】

メルマガ「人の心に灯をともす」より

オースティン・クレオン氏の心に響く言葉より…


■《芸術とは盗むことだ》(パブロ・ピカソ)


「未熟な詩人はまねるが、熟練した詩人は盗む。

無能な詩人は盗んだものを壊すが、

有能な詩人はより優れたもの、少なくとも違うものへと変える。

つまるところ、有能な詩人は、

盗んだものを盗む前とはまったく異なる、

独特な雰囲気に変えてしまうのだ」

T.S.エリオット

 

■《アーティストのように世界を観よう》


アーティストはよくこんな質問をされる。

「どこからアイデアがわいてくるんですか?」


正直なアーティストはこう答える。

「そりゃ、盗むのさ」

アーティストは世界をどう観ているのだろう?

まず、盗む価値があるものを探す。

探したら、また別のものを探す。

たったそれだけなんだ。


こんなふうに世界を観ていると、何が「よい」もので、何が「悪い」ものかなって、どうでもよくなってくる。

目の前にあるのは、「盗む価値のある」ものと、「盗む価値のない」ものだけなんだから。


盗めるものは、そこらじゅうに転がっている。

今日、盗むものが見つからなくても、明日、1ヵ月後、1年後に見つかるかもしれない。


「僕がじっくり鑑賞するのは、盗めるところがある作品だけだね」(デヴィッド・ボウイ)

 

■《“オリジナル”なんてないんだ》


小説家ジョナサン・レセムがこんなことを言っている。

「何かを“オリジナル”と呼ぶやつは、十中八九、元ネタを知らないだけなんだ」

一流のアーティストなら、無から生まれるものなんて何もないと知っている。

創作作品には必ずベースがある。

100パーセント“オリジナル”なものなんてないんだ。

聖書にもこんな一節がある。

「太陽の下(もと)に新しきものなし」


そう聞くと、気が滅入る人もいる。

でも、僕にとっては希望だ。

フランスの小説家、アンドレ・ジッドはこう語る。

「言うべきことは、すでに誰かが言っている。だが、聞いている人がいなかったばかりに、言いなおすはめになるのだ」


「オリジナルでなければ」という肩の荷を下ろせば、僕たちはもう無から何かを作ろうなんて思わなくなる。

他人の影響を避けようとするんじゃなくて、受け入れられるようになるんだ。

 

■《ゴミからはゴミしかつくれない》


アーティストは収集家だ。

でもホーダー(ためこみ屋)じゃない。

何が違うのかって?

ためこみ屋は何でもかんでも集める。

アーティストは取捨選択して集める。

「これこそ」と思うものだけを集めるんだ。

こんな経済理論を知っているかい?

いちばん親しい友人5人の収入を平均すると、その人の収入がわかるんだって。


アイデアも同じだと思うんだ。

君のまわりに何があるかで、君の限界が決まる。

僕の母親はよく、「ゴミからはゴミしかつくれない」と言っていた。

昔は意味がわからなかったけれど、今ではよくわかる。

君の仕事は、抜群のアイデアを収集することだ。

抜群のアイデアを集めれば集めるほど、盗むものが増えていくのだから。


『クリエイティブの授業』実務教育出版

 


本書の中に「盗む」に関して、こんな一文があった。

「自分の感性と共鳴するもの、想像を掻き立てるものなら、どんなものからでも盗みなさい。

昔の映画、今の映画、音楽、本、絵、写真、詩、夢、雑談、建物、橋、看板、木、雲、水、光、影。

どんどん吸収し、心に訴えかけるものだけから君の作品(盗品)は本物になる」(ジム・ジャームッシュ/アメリカの映画監督)


盗むとは「盗用する」ことではない。

「まねをする」ことは単なる「模倣」だが、「盗む」にはインスピレーション、ひらめきなど、天から舞い降りてくる感覚がある。

俗にいう「ピンときた」「降りてきた」ということ。


「まね」は表面的で形や外観だけをまねるだけだが、「盗む」は本質や真髄を自家薬籠中(じかやくろうちゅう)のものにするということ。

盗んだ「本質」を自分の中で発酵、熟成させ、まったく別の新たなオリジナルアイデアをつくりあげること。


回転ずしを最初に思いついた白石義明氏は、ビール工場を見学したとき、ビールが流れているベルトコンベアを見て思いついたという。

まさに本質を見抜いてその真髄を盗み、それをまったく別の新しいビジネスへと昇華させた。


いいものをどんどん吸収し、その本質や真髄を自家薬籠中のものとしましょう。

 


■朝早く送られてくる、友人のにしやんからのちょっといい話を回覧板にしてしまいました。次の人に回覧してあげてくださいね。

 

 

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