昨日、震災後初めて地元の茨城県日立市に帰ってきました。あれから2週間ということで復旧も急ピッチで行われ、直後から比べれば道路封鎖などもかなり限定的になってきたのでしょうか。

いつもより一つ手前の日立南インターで高速をおり、海沿いを走ることに。内陸部は瓦屋根の修復をされているお宅が多く見受けられましたが、やはり海沿いの様子は痛々しい光景です。

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(水木付近)

防波堤が破壊されたり、海沿いの建物は浸水があり、大きな被害を受けていました。道路沿いにまとめて置いてある家財道具が悲しかったです。何人かの方とお話しをしましたが、大きく被害があった地域に比べれば、、と、皆さん口を揃えたように、お話しの最後が同じコメントでした。

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(河原子海岸)

ぽつんと、持ち主をいつまでも待つ、、、そう訴えかけているよう、、。

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(会瀬海水浴場)

流れ着いたのか、砂浜にはこうしたタンクも。

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(日立市災害対策本部内)

日立市消防署内に設置された災害本部にて、樫村日立市長、椎名市議より、津波の写真を見ながら当時の状況を説明して頂きました。自衛隊の方も詰めており、大勢の方が一生懸命に機能を支えていらっしゃってました。

あまり、報道されていませんが、日立の海も5メートル相当の津波が到達。樫村市長が待つ写真には防波堤を乗り越え、家屋を飲み込む様子が写っています。ほかにも道路の陥没や亀裂の写真、道路上の車や港の舟が本来在るべき場所にない様子の写真、、。言葉が出ませんでした。(そういう写真はあえて掲載しませんでした)


Twitterで呼びかけさせて頂きましたが、紙おむつ(大人・子供用)、粉ミルク等も多少は備蓄できはじめているようで、物資の補給という面ではかなり改善されているとのこと。

でもやはり、ガソリンなどの燃料はまだまだ不足です。FMひたちの生放送でも、灯油を手に入れることができず困っているというメールを頂きました。燃料系の補給の安定も、もう少しです。

JR常磐線も相当の被害を受けましたが、4月中旬頃には日立駅まで復旧するだろうとのこと。

知人にも会いましたが、総じて元気でいてくれました。逆に、東京の様子を心配して頂いたりして、、。頭が下がります。

連日、被災地の様子が報道されており、胸が切れる思いです。比較する事ではありませんが、自分の地元の様子を目の当たりにして、やはり「起きた」ことの大きさを再認識せざるを得ません。

日々、自分のできることを。

できる範囲で。