ツラい1週間になってしまいそうな悪寒が走る敗戦でございます(泣)。(7/2虎11回戦0-3) | カープがやっぱり好きなんよ

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どんなにボロクソに負けても、次の試合もやっぱり見てしまう。
18才までに広島で刷り込まれたカープ魂は、50を超えても東京で生き続けるのです。

双方が防御率1点台である才木クンと森下クンのマッチアップですからね、鯉党も虎党もある程度は事前から覚悟していた「スコアレス」な戦いがまさしくそのまんま期待通りに目の前で繰り広げられた感じでしたかね。両チームの打線の状態を勘案すると実際のところはつまらない「貧打戦」だったのでしょうが、そんな風に言ってしまうには勿体ないくらいの見事な「投手戦」でしたよ。そのまま綺麗に完全包装パッケージの状態で店頭で販売致します!みたいな、まさに「9イニング0対0の投手戦」でございました。

 

才木クン自身の失策で招いた無死3塁の大チャンスで得点できなかった鯉打線。坂倉クンが三邪飛を打ち上げて、菊池先輩がピーゴロに倒れた情けなさっぷりを嘆く声も多いかと思いますが、やはりここも才木クンの見事な投球術が炸裂しておりましたし、6回と8回に全く同じような展開で先頭の會澤先輩がヒットで出て秋山先輩が凡打して野間さんが四死球で繋いだチャンス、これを二度とも潰した上本さんを非難する声も多かろうと思いますが、まぁやはりここも才木クンを褒めるべきかなと思いましたわ。ちなみにアツ先輩が「バットを短く」持って構えたのは初めて見ました。それほどまでに才木クンはいい投手でございます。9回裏の岩崎先輩も貫禄の投球でゼロ封リレー。

 

森下クンも頑張ってくれましたよね。8回125球の無失点ピッチングですから何の文句もつけようがありません。途中に「イマキュレートイニング」も達成。小生的には「三者三球三振ってそんな珍しいの?もっと過去にあると思ってたわ」の記録なのですが(苦笑)、先日の森浦クンがプロ野球史上19人目、で、本日の森下が20人目なんですってね、人数だけでいうとノーノー試合や完全試合よりもレアな記録ということですわな。あっぱれです。その森下クン、8回表にはアツ先輩の野手選択(送りバントを間に合わない2塁へ送球でオールセーフ)もあって無死1.2塁で苦手の1番近本、2番中野を迎えた場面も圧巻でした。近本クンを打ち取った後の1死1.3塁で中野クンを空振り三振に仕留めたインハイのストレートはマジで痺れましたわ。

 

試合序盤にショート矢野クンが魅せてくれた三遊間深いところでゴロ捕球からの鉄炮肩で1塁アウト(にすること2回)。もうゴールデングラブ確定でしょ!みたいな超美技も連発。更には9回表の守護神栗林クンは、好投の森下クンの後を引き継いで4番大山、5番前川、6番サトテルを三者三振斬りでございます。これまた完璧なピッチングでしたわな。三球三振ではなかったですが、イマキュレート!(汚れのない完璧な)と呼んであげたいくらいでしたな。あっぱれでしたわ。そんなこんなでたどりついた「9イニング0対0」の投手戦は完璧なパッケージでございましたわ。

 

めでたしめでたし(泣)。

 

出来るならこのままスコアレスのドロー試合で終わりたかったですな。10回表と10回裏のことはもうあんまり詳しく書く元気もないですが(苦笑)、10回表はエラー祭りで失点した後で、今日は森下クンが完全に抑えていた近本・中野コンビにも打たれまくる始末。裏の攻撃では最後に意地を見せて1死満塁のチャンスを作るも4−6−3の併殺打で終了。まぁ誰がとは敢えて書きませんけれど、考えうる最悪のシナリオをもって失点し、チャンスを潰して頂きました。泣。

 

もとい。

 

今週はこのカードの虎戦の後にナゴドで竜戦の6連戦となります。虎戦の先発投手は才木・大竹・村上の並び、更にナゴドでは高橋・松葉と、まぁ鯉にとっては嫌な嫌な名前がずらりと並んでおります。その初戦をこんな形で落としてしまうと、もうこのまま大型連敗の沼に落ちていきそうでちょいと悪寒が走ってしまいましたわ。いやぁ何としても双方のカードでなんとか「一矢を報いて」欲しいです。ツラい1週間となってしまうような「大型連敗」だけはいけませんぞ。泣。

 

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