舞台は同じハマスタ。明日こそ鯉の金メダルリレーを見せてくれや。(9/25DeNA20回戦3-2) | カープがやっぱり好きなんよ

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どんなにボロクソに負けても、次の試合もやっぱり見てしまう。
18才までに広島で刷り込まれたカープ魂は、50を超えても東京で生き続けるのです。

漸く9回裏のマウンドに栗林が上がりました。前回登板が10日前の9月15日、その前がそこから11日前の9月4日、その前が更にそこから7日前の8月28日です。恐ろしいまでの登板間隔でございます。まるで中10日前提で投げさせている怪我リハビリ明けの先発投手みたいなお取り扱い。まぁこれだけ登板「間隔」が開けばそりゃ投球「感覚」もおかしくなりますわな(別にうまいこと言おうとしてる訳じゃございませんぞ、笑)。今日の栗林クンはまさしくその「危なっかしい投球」でございました。

 

3対2の1点差リードで9回裏でした。8回裏にケムナがDeNAの怖い怖いクリンナップ佐野・オースティン・宮崎クンのところをなんとか凌いで投げてくれていたので、この回は8番から始まる比較的ラクな打順でございます。それこそシーズン前半のいい時の栗林であればあっという間に三者三振でゲームセットにしてしまうような打順ですわ。しかし今の栗林ではそうは簡単に行きません、というか、かなりしんどいピッチングでございました。

 

先頭は代打で楠本クン。因みにこの楠本クンは対栗林という観点ではこれまで3打数2安打とDeNAで最も栗林を打っている打者なんですよね。その楠本クンに対しストライクが入らない栗林。1球目のストレートが大きく胸元に抜け、2球目のストレートも指にかかり過ぎで低目に外れて2ボール。ボールが暴れて制御できてない感じ。しょうがなく會澤が内側のカットボールを要求するとこれが真ん中に寄ってしまい楠本クンがマン振りでジャストミート。振られた瞬間、ヤられたと思いましたがこれがラッキーにもライト誠也の正面のライナー。これホントに助かりましたね。ボコボコになっていたかもの別れ道でした。

 

続く打者は代打のソト。まぁ一発出れば同点ですから慎重な投球になるのは分かりますが、3球連続でボール球。カーブもカットボールもボールになります。3ボールから投げたストレートも大きく外れて四球。全くコマンドできてない感じが続きます。1死1塁で桑原クン。誠也に次いでセリーグ打率2位の絶好調男。彼に対しても初球・2球目とボールが続きます。

 

おいおい大丈夫かいな。

 

正直なところ今日の栗林クンはヤバイと思いましたわ。この後なんとかカウントを2ストライクまで戻すも決め球のカットボールを綺麗にレフト前に運ばれて1死1.2塁。打席には2番柴田クンです。こりゃやばいなぁ。今日の栗林の状態で3番佐野に4番オースティンなんて怖すぎるぞ。いや。あらら?おっとそうか。すいません、お恥ずかしながら小生、この時点で漸く3番の佐野クンが既に引っ込んでいて蛯名クンに代わっているのに気づきました。もとい。この柴田を抑えればなんとかなるかもしれん。

 

こっから栗林クンも開き直りましたかね。柴田クンに対して一転してガンガンとストレート攻め。コマンドは暴れたままでしたがなんとか追い込んで最後の球は本日18球目にして初めて投げたフォークボール。ホームベース遥か手前でワンバウンドしますが、これに柴田くんのバットが止まりません。恐ろしいキレのフォークで空振り三振、ツーアウトでございます。これが大きかったですな。

 

最後は蛯名クンに代打で関根クンが打席に。まぁここまでくれば安心感はありましたね。とはいえ、ここもボール先行で2ボールになる本日の栗林さま。が、2ボールから投げ込んだカットボールがグッと手元に食い込んでドン詰まりのショートフライ。小園が拝み取りでゲームセットでございます。

 

いやぁドッと疲れましたな。今日の栗林クンは自分の思ったところに1球もまともに投げられなかったのではないでしょうかね。疲労なのかそれとも実践間隔の空け過ぎが効いているのか。とはいえそんな状態でもゼロに抑える栗林。抑えてしまう栗林です。改めてあっぱれな鯉の守護神ですな。

 

明日の先発は森下ですからね。そして舞台は五輪と同じハマスタです。そろそろいいんじゃないですかね。そろそろ見せてくださいよ。ほんとにお願いします。

 

鯉の金メダルリレー@ハマスタ。

明日こそ。

 

もとい。

 

先発は高橋昂也クンでした。6回2失点ですからしっかりゲームメイクできましたかね。まぁ前回登板がいきなり初回からホームランをガンガン打たれてましたから、今日は立ち上がりからかなり丁寧に投げていた感じでしたな。3回はレフトの龍馬先輩が打球見失ったり、オースティンの打球がライト線ポテンヒットのタイムリーになったりとやや不運な面が続きましたが、他方でセンター大盛クンからの素晴らしいバックホーム返球、本塁憤死のナイスプレーでは助けてもらいましたかね。

 

その後はまさに尻上がりにいいピッチングになっていった昂也クン。特に味方が得点してくれた直後の5回裏と6回裏をいずれもきっちりと三者凡退にしたのが素晴らしかったですかね。この2イニングの投球はまさに勝利投手に値する内容でございました。まだまだ勝ってもらわないといけない投手です。漸く4勝目ですが、もう少し上積みして欲しいですな。がんばれ!こやまる。

 

打線の方は、今日は好調な京山クン相手でもあり、また昨日の打ち疲れ反動も懸念されましたが、終わってみれば11安打ですからそこそこ打ってますよね。小園はまたもや猛打賞、今日はアツも決勝ホームランを含む3安打、誠也もタイムリー含むマルチ。大盛や林、龍馬にも1本出てます。まぁそれでも3得点だけですからもう少しなんとかならんのかという部分もありますけどね。相変わらず残塁が多く、更には併殺打も3本。うーむ。

 

5回の誠也のタイムリーはさすがの打撃でしたな。その前の龍馬のレフトフェンス直撃のツーベースで1塁ランナー大盛クンが3塁蹴ってホームに突入するもDeNAの素晴らしい中継プレーで本塁タッチアウト。うわわわ廣瀬さんよぉ。なんでここで回すんかいな。で、ムードが最悪になった直後に出たのが誠也の同点タイムリー。そんな皆の衆を助けてくれました。

 

6回の會澤先輩のホームランは、昔よく見たアツのハマスタ打撃でしたね。外角ストレートを狙い澄ましパンチショットで鋭く小さく振り抜く。真っ芯に当て低いライナーでライトへ飛ばす、それがそのまま落ちずにライトスタンドの最前列に飛び込む。これぞアツのハマスタ打撃。いやぁ素晴らしい一打でしたよね。このホームランを含む3安打の猛打賞。まぁアツさんも数億円単位の高額所得者なんですからね、それに見合う分だけ少しは働いてもらわんといけませんわな。

 

まぁ連勝といっても最下位対決なのであまり胸を張れるもんじゃありませんが、負けるよりはよっぽどマシですからね。とはいえ気になるというか目に付くプレーが双方のチームに多々ありましたわな。これぞ最下位を争ってるチーム同士の試合だよなぁという情けない感じ、とでも言いましょうか。

 

鯉の方だけ書いておきますが、1つは9回表の鯉の攻撃。會澤がヒットで出て無死1塁。代打に三好クンが出てきて送りバント。これを見事に失敗して1死。続く大盛クンも送りバント。で2球続けてバント失敗。打つ方に変えてショートゴロ。何やってんだか、という感じでしたよね。バントくらいちゃんとやろうや、とか言う以前の問題としてなんで1塁ランナーの會澤に代走を出さないの?もう思考停止してるとしか思えないベンチ殿。そりゃバントも失敗しますよ。

 

もう1つ。8回裏の守備。1死1.2塁でケムナ対牧クンの勝負。ファールで粘る牧クンをなんとかサードゴロに仕留めたケムナ。それもサードベースのすぐ側に飛んだまさにゲッツーお誂え向きの打球。サードの上本クンこれを捕球してサードベースを踏んで、華麗なステップを踏んで1塁へ送球。これがなんと悪送球。ガックリですわ。若者修行中の林クンならばまだしも、上本先輩がこんなプレーをしちゃいけんじゃろ。先日はセンターで超美技をかましてくれましたが、流石に今日のはダメです。よく反省してくださいな。その後をケムナがよく踏ん張ったと思いますぞ。

 

明日は森下。先ほども書きましたが、明日こそ、これぞ森下!のピッチングを見せてくださいな。素晴らしいコマンドでビタビタのストレートを、大きく割れるスローカーブを、グッと切れ込むカットボールを、変幻自在のチェンジアップを。打線の方は相手が今永クンですから簡単に打てるとは思いませんが、できることなら誠也と菊池に頑張って欲しいですね。まさに鯉の金メダルカルテット揃い踏みで勝利を届けて欲しいですわ。

 

なんたって舞台はハマスタなんですからね。

 

そして。

ありがとう煉獄杏寿郎(涙)。

 

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