豊かな森づくり | ハイ!みた。

ハイ!みた。

大阪再生への唯一の道~大阪府議会議員 三田勝久(港区)


テーマ:

○豊かな森づくり

Q)平成31年度予算で、持続的な森づくり推進事業がある。安定的に木材を供給できる体制を構築するとある。いわゆる木材生産を進めるための事業と理解するが、どのようなところで実施しているのか伺う。

 

A)持続的な森づくり推進事業については、作業道の舗装や木材集積土場の設置などを進め、計画的に間伐を実施し、安定的な木材を供給できる体制を構築することを目的に実施している。

具体的には、府内約25,000ヘクタールのスギ・ヒノキなどの人工林のうち、森林法に基づく森林経営計画が策定済みの1地区あたり概ね100ヘクタールの地区を対象とし、平成28年度から31年度までの4年間に、34地区約4,800ヘクタールで実施することとしている。

 

Q) この事業地は木材生産の条件のいいところで実施されていると思うが、残りの人工林には林道から遠いなど木材生産に適さない森林もあると思う。

群馬県みなかみ町に「赤谷の森」という所があります。生物多様性の回復と持続可能な森づくりに挑戦をしています。3000haある人工林の内、林道から遠く木材生産に適さない2000haを自然林に戻す取組みを行っています。2015年に杉の人工林約3haを皆伐しました。皆伐した地は、再植林をしないで自然林に戻るのを待ちました。人の手を加えなかったのです。野うさぎが戻り、ミズナラなど森本来の広葉樹が生え始めています。

自然林が再生すれば、生態系の回復につながり、間伐せずとも治山や水源涵養など公的機能も保てます。拡大造林計画で造られた私有人工林を中心に、荒廃が懸念されています。今こそ、拡大造林中心の考え方を改めるべきです。多面的な価値を再認識し、木材としての利用ばかりに偏らず、森の保全・活用を図るべきです。

 

そこで、大阪府は、今後、木材生産に適さない人工林をどうしていくのかお伺いする。

 

A)平成28年に定められた、国の森林・林業基本計画では、急傾斜又は林地生産力の低い、いわゆる木材生産に適さない人工林は、災害防止などの公益的機能を一層発揮させるため、その3分の1程度を広葉樹の混じった多様な森林に誘導することとされている。

このため、本年4月からスタートする森林経営管理法に基づく新たな制度においても、林業経営に適さない森林の経営管理権を取得した市町村が、その人工林を管理コストの低い広葉樹の混じった森林に転換することを推奨している。

府においては、森林の整備の方向性やその手法を市町村に示すため、現在、大阪府森林審議会に諮問し、ご意見を伺いながら「大阪府森林整備指針」の策定を進めているところであり、その中で、木材生産に適さない人工林のあり方についても議論していただいている。

引き続き、本指針の早期策定に努めるともに、市町村とも連携しながら森林整備にしっかりと取り組んでまいる。

 

(まとめ)

自然の森を作る事で、①山の保水力の回復 ②大雨でも崩れにくい災害に強い森づくり ③野生動物達の餌場を山奥に復元することによる棲み分けの復活 ④花粉症の軽減などが考えられます。自然が持つ再生力に、人がちょっと手を加えることが大切です。自然を無理に人工林に変えました。そろそろ戻してあげましょう。しっかりと大阪府の森林整備指針を作って下さい。

 

 

三田勝久さんをフォロー

ブログの更新情報が受け取れて、アクセスが簡単になります

Ameba人気のブログ