平成30年9月定例会 環境農林水産常任委員会-1 | ハイ!みた。

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大阪再生への唯一の道~大阪府議会議員 三田勝久(港区)


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三田委員

【太陽光発電に関する条例の雛形について】

太陽光発電など、再生可能エネルギーの普及にあたっては、自然や地域住民とうまく調和しながら進めていく必要があると考える。

現在、策定作業をしているこの条例の雛形について、地域住民とのトラブルを未然防止するためにも、①土砂災害につながる恐れがあり、危険度の高い地域では設置の規制が必要であること、②管理状況を報告することを義務付けること、③事業から撤退する際には、必ず現状復帰、撤去は事業者が責任を持つこと、これらを盛り込むことが必要と考えるが如何か。

 

《答弁》

1点目の「危険度の高い地域における設置の規制」については、土砂災害特別警戒区域や地すべり防止区域など災害が発生した場合に周辺に影響を及ぼす可能性が高いエリアを禁止区域として条文に規定している事例がある。

また、2点目の「管理状況報告の義務付け」や3点目の「事業から撤退する際の事業者の責任」についても、周辺住民の安全確保の観点から、条文に規定されている事例がある。

したがって、委員のご指摘も踏まえ、年内を目処に雛形を策定し、府内市町村へ周知を図るなど、太陽光発電施設の適正な設置、地域との共生に向けてしっかりと取り組んでまいる。

 

【豊かな海・大阪湾の再生について】

(貧酸素や栄養塩に対する対策)

海底耕耘で栄養塩を巻き上げるなど、豊かな海の創出と管理が必要。

大阪湾奥部の海域では、貧酸素状態が依然として毎年発生することが問題の一つである。発生原因として、大阪府の海岸線の約9割が垂直護岸であり、埋立てにより海水の流れが悪くなったことなどが挙げられる。

 このことについて、平成27年2月議会で大阪湾の再生について一般質問をし、知事から「豊かな大阪湾を取り戻す取組みを着実に進めていく」との回答を得た。

 また、貧酸素と並び、栄養塩濃度が湾の南北において、状況が大きく異なることも問題の一つ。2015年に改正された瀬戸内海環境保全特別措置法には、人の手で漁業資源を回復させる「豊かな海」の事業推進が盛り込まれている。この法に基づき兵庫県では、下水処理水の窒素濃度を上げ、播磨灘の海水の栄養塩濃度を高めることなどを盛り込んだ計画を策定し、人の手で海を豊かにする「里海」の復活をめざすとのこと。

貧酸素や栄養塩に対する対策について、大阪府の取組みは如何か。

 

《答弁》

 府は、平成28年10月に「瀬戸内海の環境の保全に関する大阪府計画」の変更を行い、大阪湾を3つのゾーンに分け、湾の奥部や中部、南部のそれぞれの特徴に応じた取組みを進めている。

その一つとして、湾の中部においては、攪拌ブロック礁を設置し、貧酸素の解消など海域環境の改善に努めているところ。

 また、とりわけ、垂直護岸に囲まれた湾奥部においては、栄養塩が偏在し、生物の生息に適した場が少ないなどの課題があることから、昨年度、環境改善のための方策について、学識経験者や企業、関係行政機関と6回にわたり意見交換を行い、生物共生型の護岸の設置や浅場の創出など、環境改善につながる対策について、様々なご意見をいただいた。

○ いただいたご意見や、今年度実施している沿岸域における栄養塩類の状況調査の結果も踏まえ、今後、効果的な対策について、実現可能性も含めて検討していく

 

【質問】

変更後の新しい大阪府計画に基づき、効果的な環境改善対策を着実に進めていく必要がある。

府では、環境の悪化した海域に攪拌ブロック礁の設置を進めていると聞いているが、その取組みの進捗と効果について伺う。

 

《答弁》

府では、大阪湾漁場環境整備事業として、平成26年度から、岸和田市沖から泉佐野市沖にかけて攪拌ブロック礁を設置し、漁場環境を改善する取組みを行っている。

本事業は、大阪湾中部の栄養塩が滞留している海域に、海水をゆるやかに混合させる機能を持つ攪拌ブロック礁を設置することにより、海底に酸素を供給し、環境改善を図るとともに、海底の栄養塩を海面付近に供給し、魚などの餌となる植物プランクトンを増殖させ、水産資源の回復を図る事業である。

平成26年度から平成32年度までに計200基のブロックを設置する計画であり、平成30年度末で概ね8割の設置を完了する予定である。

また、平成29年度に行った効果調査によると、設置海域周辺は設置していない海域に比べ、海底付近の酸素濃度が2.6倍に増加し、海底の泥の汚濁を表す硫化物が約4割減少するなどの効果を確認している。

引き続き、本事業の効果を調査するとともに、貧酸素への対策や栄養塩の活用を図り、漁場環境の改善を通じて水産資源の回復に努めていく

 

 

 

 

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