東京都知事選もいよいよ終盤、今週末が投票日です。
東京都民のみなさん、みなさんの生活を左右する重要な選挙です。
必ず投票に行ってくださいね。投票日に都合の悪い方は期日前投票を。
「選挙管理委員会かっ!」
今回の都知事選で当選した人は、何もなければ、4年間2020年までは東京都知事を務めることになります。
もちろん何かあれば直近2名のように「さようなら」ということになりますが、何もないのが普通ですから。
4年後の東京はどう変わっているのでしょうか?
直下型大地震が起きて莫大な被害を受けているかもしれません。
子供をあずかる新たなビジネスが誕生して、待機児童という言葉は死語になっているかもしれません。
介護支援のプロが高所得になり、なりたい職業の1位になっているかもしれません。
ある程度は予測はできるのかもしれませんが、実際のところなってみなければわからないことだらけです。
しかし、これだけは間違いなくそうなっていることがあります。
それは「情報技術の進化」
いま注目されている技術 IoT(もののインターネット)VR(仮想現実)AR(拡張現実)AI(人工知能)、データサイエンス
これらは間違いなく実用化が進んでいるでしょう。
例えばスマホなどは、全く現在の形とは別のものになっている可能性があります。
ウェアラブル化が進み、もしかしたら肉体の一部になっているかもしれません。
離れた場所にいる人同士のコミュニケーションも大きく変化しているはずです。
電話やメールを使うことはほとんどなくなります。
チャットはより進化し、自然対話に近い形のデジタルコミュニケーションが実用化され始めるでしょう。(SF映画でよくあるような、空間にいきなり悪の親玉の映像が現れて、指令を出すようなやつです)
そして蓄積された膨大なデータと、それを超高速に解析きる人工知能で、自分がしたいと思ったことを選択するだけで、最適なオリジナルプランを提案してくれるのです。
そんな情報化社会の進化の中心となる首都東京。
そのリーダーである都知事が情報技術の知識にうとければ、その進化を遅らせるばかりか後退させてしまう恐れもあるのです。
いまだにSNSのこともよく知らない、Twitterの投稿も自分ではできない、ましてやスマホの使い方さえもわかっていない。
都民の将来を考えた政策を行う人がそんな状態では、なんとも心もとないとは思いませんか。
僕が上杉隆に東京都知事になってほしい理由その1は、情報化社会への対応能力があることです。
自身でインターネット情報配信会社を営んでいますから、言うまでもありませんが、情報技術革新へむけての適切な資金投下、リスクや脅威への対応など、都政として必要な措置を的確に講じることができる数少ない候補者の一人です。
みなさんが、もし会社員だとしたら、その会社の社長がどんな人だったら、仕事にやる気が出るでしょうか。
例えば、親会社や取引先 の顔色をうかがいながら、理不尽と思えるような計画変更ばかりを命じられたら?
僕だったらすぐにやめてしまいます。
この構図は都政にも存在していて、政党や団体の大きな支援を受けて当選した都知事は、いくら自分でやりたいと思っていても、政党や団体から”マッタ”がかかれば、できなくなってしまうのです。
都知事になる前は絶対にやると言っていたのに、実際に着任してみると全く実現できない。そんな政策は、これ(いわゆる圧力)が原因のことが多いようです。
ですから都知事にはなってからのことを考えると、政党や団体からの支援がない人の方が良いのです。
僕が上杉隆に東京都知事になってほしい理由その2は、政党や団体からの支援が全くないことです。
選挙にはお金がかかります。しかも日本最大の選挙である東京都知事選。
大きな政党や団体の支援がない状態で戦うのはたいへんなことのなのです。
ポスター貼りひとつをとっても、その労力は相当なもの。21人候補者がいるのに、5〜6人しか貼られていない掲示板を見ればわかります。
上杉隆のポスターはすべて自ら手を上げたボランティアの力で貼られています。
演台はビールケース
宣車はニッポンレンタカー
あなたは自分のことを普通だと思っていますか?
では聞きます。
普通って何なのでしょうか?
もし家庭の事情で中卒で働かなければならない人がいたら
もし先天性の病気で視力を失っている人がいたら
もし同性しか愛せない心を持っている人がいたら
もし両親が在日外国人の人がいたら
もし会社を解雇され家を失い路上で生活をしている人がいたら
あなたはその人たちを、普通だと思えますか?
世間には、普通の人として扱われない人達が溢れているのです。いわゆるマイノリティグループです。
東京にはいろんな境遇のマイノリティの人たちが暮らしています。
そのほとんどが自分で望んでそうなった訳ではないのです。
僕が上杉隆に東京都知事になってほしい理由その3は、マイノリティもすべて公平に扱うと宣言しているからです。
古代ローマ時代、他国と戦い勝利を収めたローマは、敗戦国の民をどう扱ったのか。
殺害、捕虜、奴隷、いずれでもありませんでした。
ローマ市民にしたのです。
民族の違いや宗教の違いなど関係なく。
ローマ市民と全く変わらない条件で受け入れ、ローマ市民としてローマのために働きローマに税金を納める。
当時の税金は戦役であったりしたのですが。
そのようにしてローマは拡大していったのです。
敗戦国に反撃されることなく。
上杉隆はこう言っていました。
「外国人だろうが、同性愛だろうが、そんなのはまったく関係がない。都民は都民なんだから。みんな公平でなければおかしい」
「多様性があることが当たり前であり、それを受け入れる社会こそが成熟した社会なんだ」
以上の3つがこの都知事選を通じて確信した、僕が上杉隆に東京都知事になってほしい理由です。
けど本当の最大の理由は、それ以外にあります。
街頭演説(スピーカーズコーナー)の場で、生の上杉隆を観て、話をして、たくさんの方との対話を聞いて、気づいたこと。
それは彼の人柄の素晴らしいさ、テレビで激論を交わすときの顔とはまったく違う優しい表情。
マスコミから非情な扱いを受けても、大きな権力から圧力をかけられても、決して逃げたりせず、自分を信じまっすぐに突き進む行動力。
それでいて、自分とは全く違う意見を持った人を、避けることも排除することもなく、正しいことは正しいという潔さ。
久しぶりに出会った本物の人格者、まさにこれからの新しい東京都のリーダーに、もっともふさわしい人物だからです。
この最大の理由を3つの理由に加えなかったのは、これはあくまでも僕の主観だからです。
もしあなたが都内にお住まいまたはお勤めでしたら、一度スピーカーズコーナーに足を運んで、本人と対話してみてください。
きっと僕と同じように感じる人が少なくないはずです。
世論では、上杉隆に投票しても死に票になるとか、なんとか銅メダルは取れるのではないかとか、言われていますが、
僕の頭の中には、東京都知事に当選した喜びのイメージしかありません。
けどバンザイは絶対しません。
なぜならば、その時が上杉隆にとって、本当の試練への始まりだからです。
(了)