2024年度の4冊目は
水上勉 さんの「 霧と影」 です。
内容・・・・・・・・
東京掘留の洋服問屋社長石田寅造の謎の失踪。そして、遠く離れた福井県若狭海岸での、小学校教員笠井早男の断崖からの転落死。一見脈絡のありそうもないこの二つの事件が、旧友の死に疑問をいだく新聞記者小宮と警察の手で、ひとつに結びつけられたとき……。風光絶佳の秘境・若狭猿谷郷の怪奇に、宿命に呪われた人間たちの呻きと業の深さを浮彫りにする、戦慄のサスペンス長編。
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前回読破の「海の牙」、今回読破の「霧と影」は作品の紹介で松本清張の作風に類似とあったが中々読み応え十分で楽しく読破できました。