カスハラ国会議員 vs 吉幾三「一言いっちゃうよシリーズ」 | katoo the world

katoo the world

お笑い系デスメタルバンドFUJIYAMA、世界の大統領かとぅのブログ

https://twitter.com/katoo3000
https://www.facebook.com/fujiyama.metal/

「大人だったら、ましてや国会議員だったらよ、ある程度、歳いったらちゃんとした人の接し方をしなきゃ恥ずかしいよ」

演歌歌手の吉幾三(71)が、自身のYouTubeチャンネルの「一言いっちゃうよシリーズ」で、カメラを睨みながら苦言を呈した。
「昨年5月、同チャンネルで、飛行機のファーストクラスに座っていた国会議員がキャビンアテンダント(CA)に乱暴な言葉づかいや横柄な態度で接していたことを告発。

「自民党の政治家がヤクザみたいにふんぞり返ってCAさんたちに偉そうにしてたんだよ。こんな奴のために税金を納めているのかと思ったら、腹が立って仕方なくてさ」と話している。

交通機関の遅延は往々にある。

以前日本のTOKIOタウンに住んでいた頃には、人身事故や自然災害の影響などで良く遅れていた。

私を含めた多くの乗客は駅のホームや列車内でジッと運転再開を待っているのだが、それでも「いつまで待たせるんだよ!」、「さっきの報告と変わってるじゃないか!」、「タクシーで行くから請求立てるぞ!」などと、復旧作業に追われる駅員を捕まえて怒鳴っているのだから、ソレがまた復旧を遅らせるのだ。

交通機関の遅延により人生を狂わされた人もいるかも知れないし、私自身、大事なプレゼン当時に台風か何かで電車が大幅に遅延し、急遽タクシーで駆けつけた所、クライアント担当も誰一人出社していなかった事も有る。

其等の経験を踏まえて言えるのは、「交通機関が遅れているなら、もう休み」と言う事だ。

遅れた理由を問うても仕方無いし、復旧に当たるスタッフに罵声を浴びせた所で何が変わると言うモノでも無い。

そんな事ならその日はいっそ休日として、別日に仕事をすれば良いだろう。

そういうフレキシブルな対応こそが、スマートビジネスだと私は感じずにいられないのだ。

全く動く気配も無い電車を、まんじりともせず駅で待つ人々を見ると、つくづく日本人らしいと思う。

企業も「午前中は自宅待機」、「電車が動く迄、半休」等の明確な判断をすべきである。
自然災害で電車が動かないのは危険だからで、本来自宅から出るべきでは無いのだ。

フロリダ州タンパでヴァカンスを楽しんでいた私にとっては、日本での騒ぎは何が何やらと言った感じであったが、多くの知人がSNSに「電車が動かない」だとか、「○○線が止まっている」だとか書き込んでいるのを拝見し、ビーチの私はピナコラーダを一口飲んだ。

台風の影響における各線の運行状況を共有すると言うなら分かるが、書き込みから感じられるのは、「遅刻は俺のせいじゃない!台風の影響だから!」と、弁明している様にしか見えない。

そんな事をSNSに書いて、「なら仕方無い」と許される企業があるのか?
遅れる理由は明白だし、皆遅れているのだが、だからこそキッチリ遅刻を上司なり同僚なりに伝えるべきであろう。

社員の危機管理や当日の営業の是非を決めるにも、各社員の状況を把握する必要が企業にはあるのだ。

今時、「電車遅延を見越して出社しろ!」などと言う会社も無いだろうし、自然災害を社員個人に咎める企業なら、逆に早々に見切りを付けるべき企業である。

それをSNSに「安定の○○線遅延」だとか「定時前に駅に来たが、この混雑で出社不可能」とか写真を上げているのが、何とも言い訳がましくて、こちら迄情けなくなってくるのだ。

しかし、燦々と降り注ぐ陽射しとどこ迄も青い海とピナコラーダに、私の悪心は綺麗に洗い流される。
波打ち際でアンジェリーナ・ジョリーが手招いている。

よし、パワーボートで沖まで出てみるとしようか。

言い訳
https://ameblo.jp/katoo-the-world/entry-11658821316.html

さて今回、唐突に演歌歌手の吉幾三が自身のYouTubeチャンネル「一言いっちゃうよシリーズ」で、飛行機のファーストクラスに座っていた国会議員がキャビンアテンダント(CA)に乱暴な言葉づかいや横柄な態度で接していたことを告発した。

「何故、吉幾三が?」

「ファーストクラス使ってるんか?」

「吉幾三、YouTubeやってるんか?パソコンある!スマホもある!YouTube何てお手の物…ってか!?」

そんな疑問も浮かぶが、YouTubeチャンネル「一言いっちゃうよシリーズ」と言う、実にらしいチャンネル名に苦笑いの私だ。

”シリーズ”というのが、実にジワジワ来る。

まあ、ふんぞり返った国会議員がいたとしても、ソレはもうそう言うモノだし、トラディショナルスタイルとして受け入れられるが、やはりCAからすればこんなモンスターカスタマーの相手など御免被りたい次第であろう。

この議員は実名が出され、自身のブログにて「航空政策および飛行機の遅延についての考え方」などと、理論のすり替えとも言える長文を挙げたが、ソレも炎上の業火に包まれている。

考え方は良いとして、カスハラについて言及すべき所だが、この辺りの姿勢からして典型的なモンスターカスタマーと感じずにはいられない。

ただ一つ言わせて頂きたいのは、政治家に対する行き過ぎた報道や過度な攻撃は控えなければならないと、世界の大統領なる公人たるこの私かとぅから宣言させて頂く。

以前より発言しているが、政治家とは政策の是非で評価されるべきである。

確かに法令を決議し、実行する政治家自身がカスハラや暴言を繰り返すのはとても褒められたモノでは無いが、即ち其れが国民に選出された議員の職責と比較した際、何方が重要かと言う事である。

当然だろう、我々は政治家なのだ。
だから、改めて政治活動で国民に貢献して行くより他無い。

渡部復帰 vs 復活の号泣会見
https://ameblo.jp/katoo-the-world/entry-12735910522.html

なので、吉幾三はこの政治家をYouTubeチャンネル「一言いっちゃうよシリーズ」に呼び、直接的に「一言いっちゃうよ」とやるべきである。

そうで無ければこの国会議員にとって、余りにフェアでは無いと感じるのだ。

この国会議員の「航空政策および飛行機の遅延についての考え方」などは誰一人興味は無いだろうが、それでもカスハラを起こしてしまう程の原因が有ったのかも知れない。

録画し忘れた「嗚呼!!みんなの動物園」をリア帯で観たかったのかも知れないし、フロリダタンパの伝説的なデスメタルバンド「Obituary」の東京公演に駆け付けたかったのかも知れない。

かくいう私とて、2024年8月にぴあアリーナMMで予定される「エガフェス2024」の公演に間に合わないとなれば、思わずCAに激昂たれ(EXTREME CONDITIONS DEMAND EXTREME RESPONSES)てしまうやも知れない。

誰もが其々の想いを抱えて、ギリギリのラインで生きている。
カスハラは決して許されるモノでは無いが、その原因を知らず批判に終始するのは、また違うと思う。

今回の一件で、今後吉幾三は視聴者から「世に蔓延る悪に対して、一言いっちゃってください!」などと世直し系ユーチューバー化して行く事であろう。

吉のキャラクターも相まり、過激な告発内容でも何処かすっとぼけた演出で人気を博すと思われる。

しかし、自身のYouTubeチャンネルで「あんれまあ、アイツはダメだっぺな~」などと糾弾するのは、ガーシー元議員と変わらない手法だし、情報の信憑性を含めて、多大なるリスクを含むモノともなる。

元プラス・マイナス岩橋は自身のSNS投稿について、「他人の人生を狂わすと自分の人生も確実に狂う」と書き込んでいる。

吉幾三の「一言いっちゃうよ」が糾弾で無く、改善を促す心温まるモノである事を願う。

かとぅ