「小論文」を得意として、

小論文に生かされてきた私、

塾講師時代に受け持った授業でも、

中学受験用の

国語、算数、社会の他に、

高校生の小論文もありました。

 

私が1からカリキュラムを組んだので、

国際情勢、安全保障、社会学など

まるで高校生向きではなく、

授業内容も大学院レベル。

 

それを受けての

小論文執筆となりました。

 

妙に難しい内容が面白かったらしく、

中学受験組の小学生数人も

勝手に聴講してました。

 

私が完全掌握する授業なので、

小学生組の勝手聴講も

私の自由裁量で許し、

小学生と高校生が

同居する授業でした(笑)

 

そんな小論文の授業で

コツとして教えたのが「逆説」の強み。

 

試験対策としての小論文は、

点数を貰えるコツを

知っているか否かが重要で、

そのコツが「逆説」となります。

 

 

例えば、世に溢れる

売れ筋定番レトリックを見てみます。

 

スイーツを褒める場合に

 

「甘過ぎず」

 

辛いことを良しとする

料理を褒める場合に

 

「辛みの中に甘味を感じ」

 

エレガントさを強調するブランドには

 

「気品の中にカジュアルな遊び心が」

 

など、「逆」を使うと

賢そうに見えるという特徴があります。

 

スイーツなんですから

 

「甘い、美味しい」ではなく、

 

「甘過ぎず」

 

の一文が入ることで

 

「おぉ~こいつは知ってるねぇ」

 

と思われます(笑)

 

チョコレートも

売り上げを上げようと思ったら、

「チョコ・甘いです」を

キャッチフレーズにしては売れない時代。

 

「ビターな苦味を感じる本格ショコラ」

 

と書くことで売り上げが伸びます。

 

 

小論文では

このカラクリを組み込むことで、

試験官に「おぉ~!!」と思わせます。

 

私が高校時代から駆使した手法です。

 

 

例えば、

「地産地消」と「食育」

の重要性を問う問題があったとします。

 

こういった場合、

「敵」となるのは

ジャンクフードでしょう。

 

ジャンクフードが全盛となる中、

日本食文化や地域の食文化を残し、

発展させていく為に

「地産地消」と「食育」が重要。

 

と、恐らく出題者が問いたいことを

なぞった後

 

本当にジャンクフードは悪なのだろうか

 

と逆説を突っ込みます。

 

この時点で試験官は

 

「あぁん!?」

 

とヤンキーのような

心の声を発するでしょう。

 

ジャンクフードが人気なのは事実、

広く普及するには理由があり、

それは美味しく、安く、食べやすいから。

 

さらにハンバーガーはアメリカ食文化、

日本のピザはイタリア食文化の進化系。

 

食文化を理解するには、

他国の食文化を理解するのも重要。

 

その上で、

日本の食文化も同時並行的に教育し、

和風パスタや和風ピザ、

さらには地産地消の

新しいジャンクフードを

創意工夫で生み出してみたり、

それが本当の食文化の教育、

新しい「食育」に

なるのではないだろうか。

 

みたいな形で

逆説で入り、

出題者の意図との折衷案で

綺麗にまとめると、

心の声ヤンキーの試験官も

 

「お、おぅ・・・」

 

となり、

高得点となる可能性が出てきます。

 

 

これ、

小論文用のテクニックなので、

 

「この書類4時までにまとめておいて」

 

との上司の言葉に、

 

「その書類をまとめる

意味があるのだろうか??」

 

みたいな逆説では

入らないで下さいね(笑)

 

 

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