お節作りを毎年していると言っても、

特に本格的なものは作っていません。


元々の動機は

美味しい数の子を浸けたい、

ってだけでしたので(笑)


幼少期ですが、

正月は宮城の祖父母の家で

迎えることが恒例でした。


そこで、祖母がお節を作るのですが、

その時バケツ一杯ほど

数の子も浸けます。


その数の子を正月を迎える前から、

母は数の子が保管されている部屋に

抜き足差し足

古典的な泥棒スタイルで忍び込み、

両手に数の子を持って出て来ます。


たまに私に見付かると、

そっと私の手に数の子を一本渡し、

抜き足差し足去って行きます。


この数の子が

私にとっての数の子の基本となり、

大人になって数回

お節を買った事があるのですが、

どうしても納得いかなかったんですよね。


他のは良いのですが、

数の子は美味しい物が食べたいなぁと

自分で浸けるように。



いつも美味しい昆布はあり、

普段から出汁は取っていますが、

今回はさらにお節用に

業務用厚削り鰹節を取り寄せました。


この話を父としていたら、

先日の寿司屋で大将も加わり

出汁談義になったんですよね(笑)


厚削りで旨味とコクを出し、

最後に花鰹で香りを出し、

最高の出汁を取って、

数の子や煮物を作りたいと思います!!



そして栗きんとんも毎年作っていますが、

今年はちょっと

スペシャルにしようと思います。


丁度いつもの

石焼き芋屋さんがいましたので、

紅はるかの焼き芋を2本購入。




一晩置くと加糖したスイーツより甘い

自然のスイートポテトとなっていますが、

今年はこの紅はるかの焼き芋を使って、

栗きんとんを作ろうと思います!!