走行距離でバイクはどのように変化するか。 | バイクと車が好きなおっさんのブログ

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一般の方は、バイクの年間走行距離は、
大体、5千キロ~1万キロ程度かと思います。

しかしバイク便の場合、年間の走行距離は
5万キロ前後にもなります。
2年で10万キロ突破は当たり前という世界です。

当然、これだけ走行距離が伸びると
一般ライダーが経験しないような、
バイクの変化を見ることが出来ます。

今回は、その時の経験をもとに、
走行距離とともに、バイクがどのように変化(壊れて?)していくのかを書きます。

例に挙げるのは、私が実際に乗っていた'98年C型9R。
エンジンオイルは3千キロごとに交換。
オイルエレメントは6千キロごとに交換というスパン。
使用していたオイルは、ワコーズのプロステージ。

★走行1万キロ。

最近のバイクは、とても優秀で
1万キロ程度では、全然へっちゃら。

よほど、荒い乗り方をしない限りは、壊れません。
ただし、消耗品はそろそろ交換時期を迎えます。

私の場合は、1万キロでエアクリーナーを洗浄。
9Rは、ラム圧を利用する関係で、4ストでは珍しく
湿式のエアクリーナーを採用してます。
なので、洗浄して再使用しました。

乾式の場合は、エアガンで清掃しても良いですが、
交換した方が良いかと思います。

プラグもノーマルから、イリジゥムへ交換。
あとは、キャブの同調バランスを取ってOK。
以上のメンテを1万キロごとに実施しました。
走行1万キロでは、ノントラブル。


★走行3万キロ。

3万キロを超えると、急にバイクにもガタがきます。
これは、各部のベアリングが限界点を迎えるからです。

その筆頭は、ホイールベアリング。
常に高速で回転し、負荷がかかっている部分なので、
痛みも激しいです。

バイク便仲間で、ホイールベアリングが粉々になってしまったのを、
何度も見たことがありました。

ホイールベアリングの他に、ステムベアリングも限界に達します。
ハンドルがセンター付近で、引っかかる症状が出たら、
もう交換時期です。

他には、前後サスが抜けてきます。
フロントフォークは自分でオーバーホール出来ますが、
リヤサスは、ノーマルの場合は交換しなければなりません。

私は、リヤサスはオーリンズを使用していたので、
オーバーホールに出しました。
キャブも、この時点で全てバラしてオーバーホール。
クラッチワイヤーも、そろそろ交換したほうがいいでしょう。

あとは、チェーンがダメになります。
チェーンは、通常だと2万キロ持てばいい方ですが、
メンテをマメに行うことで、かなり寿命を延ばすことができます。

3万キロで交換したパーツは、以下の通り。

前後ホイールベアリング
ステムベアリング
チェーン
前後スプロケット
ハブダンパー
フロントフォーク、オーバーホール
リヤサス、オーバーホール
各オイルシール


それにしても、これらのメンテを終えた後、
バイクに乗ってみてビックリ!

乗り心地が、劇的に変化していて、
まるで、新車に乗った時のような感覚でした。


★走行5万キロ。

この走行距離では、1万キロごとにメンテしていたエアクリーナーを交換。
そして、3万キロ走行時に交換しなかったクラッチワイヤーが、
突然、ぷっつりと切れてしまった。

マメにグリスアップをしていても、クラッチワイヤーは
5万キロが限界。余裕をもって3万キロで交換するのがベストでしょう。

この走行距離で、限界点を迎えるのは、ブレーキディスクです。
ブレーキパッドが減るのと同時に、実はブレーキディスクも磨耗します。
しかも、パーツの価格が高いのも痛いですね。

ちなみに、この走行距離でもエンジンはいたって快調でした。


★走行10万キロ

いよいよ10万キロ突破。
この走行距離では、もうほとんどの消耗パーツは交換されてます。
それにプラスして、リヤサスのリンク部分もオーバーホールが必要になってきます。
リンク部分のベアリング。スイングアームのピボット部のベアリングなども交換です。

あと、クラッチがそろそろ限界点を迎えます。
使用状況にもよりますが、だいたい10万キロが限界です。

アクセルワイヤーもこの時に交換。
日頃のマメなメンテで、10万キロ持たすことが出来ました。


★走行12万キロの中での思いがけないトラブル

走行12万キロともなると、思いがけないトラブルもあるものです。
そのいくつかを紹介。

3万キロごとに交換していたホイールベアリングだが、
ホイール側のベアリングを打ち込む部分が磨耗してしまい、
新品のベアリングを入れても、スカスカに・・・
結局、ホイールを丸ごと交換することに・・・

10万キロを超えたころから、1速のギヤ抜けが起きるようになった。
特にパワーを掛けて、ギューンと加速した時にスコーンと抜ける。
これは、1速ギアのドックが磨り減ってしまった為。

大型バイクの場合、ニュートラルから1速にシフトを入れた時に、
ガツン!と、結構大きなショックがありますが、
これが、ドックにダメージを与えるようです。


★エンジン

定期的なオイル交換をキチンとしていれば、
10万キロもへっちゃらです。

9Rも7万キロ走行時に、エンジンの腰上をオーバーホールしましたが、
各クリアランスは、ほとんど規定値内に収まっていました。

カワサキのエンジンは、クリアランスが多目にとってあるようで、
それがあの独特のガラガラとしたエンジン音につながっているようです。

実際、エンジンを組み上げる時に各クリアランスを少な目にしたら、
とても静かなエンジンになりました。

ただ、カーボンはそれなりに溜まってましたね。

CB400SFで、15万キロ走行したエンジンをバラしたことがありましが、
その時のエンジン内部は、意外なほど綺麗でした。
しかし、シリンダー内径は限界磨耗値を超えていました。
ピストンリングも、限界・・・

そう考えると、エンジンの寿命は、15万キロ前後かな・・・・


★突然壊れる物。

電気系のパーツが多いですね。
代表的なのは、レギュレーター。
初期のCB400SFは、このレギュレーターが弱く、
よく壊れてましたね。

レギュレーターの故障は、判りにくく、
気がついた時には、バッテリーも上がっていたという事も多いです。


★差が出る消耗品

消耗品の中のブレーキパッドとタイヤに関しては、
以前の記事でも書きましたが、
走行条件や乗り方、パーツの種類などによって差が出てきます。

チェーンも同様で、走り方とメンテナンスで
その寿命は、大きく変わってきます。


★その他、走行距離によって出るトラブル

スクーターのドライブベルトは1万5千キロあたりで切れます。
ホイールベアリングは4万キロで粉々になります。

2万キロもエンジンオイルを交換しないで、走行したバイクがあった。
オイルはまるで、醤油のようでした。

バイクって意外と丈夫なんですねぇ。
最後まで読んで頂きありがとうございました。

それでは・・・・



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