似た者夫婦って言葉、よく耳にしませんか?

 

我が家もよくまわりの方々に、似てるって言われます。

 

似てるって、

顔?

それとも、雰囲気?

空気感?などなのでしょうか?

 

 

よく行く美容院では、

「全員そっくり、同じ顔してる」

って言われます。特に家族そろってお世話になってるので

余計そう思われるのかもしれません。

懐かしいところでは、

学生時代の恩師は私たちを見て一言。

「お前ら兄弟みたいだな」

正直自分たちではさっぱりわかりません。

だって顔かたち、

顔のパーツパーツひとつとっても

どれをどう見ても、全然似ても似つかないのですから(笑)。

 

さて、夫婦もなんですが、

友達もまた、似たモノ同志があつまりやすくないですか?

 

これは理由があるらしく、

共通点があるモノ同士が仲良くなりやすいんだそうです。

そうです、これも主人の受け売りです(笑)。

 

特に学生時代なんかは、この色が濃く出てませんでしたか?

 

私にも学生時代の友人で、今でも連絡を取り合う友達が何人かいます。

かぞえられる程度なので、

たぶん一般的な友達っていう人数からすれば、

少ないくらいだとは思います。

 

ひとりは同じ歌手が好きだった高校生時代の彼女。

ひとりは本が好きでよく図書室に一緒に通った彼女。

そして、おしゃれ好き、買い物好きな彼女とは、

専門学校時代よく渋谷、原宿、下北沢と一緒に練り歩いたものでした。

 

他にも会えば楽しくお話できる友人もいますが、

学生時代の友人で、今も自分から、何かあるごとに連絡を取り合うのは

この三人かな。

本当に少ないですね(笑)。

でもこの三人は、

不意の事故や病気で突然私が他界したら、

きっと心から惜しんでくれる。そう感じています。

でも少ないです(笑)。

 

私はそもそも、

軽い付き合いが上手じゃありません。

しっかり互いに向き合い、分かりあい、語り合う、

そんな付き合いが好きで、

一緒にいる相手から何かを得たり、また

自分といることで相手も何かのプラスになればって

おこがましいかも知れませんが、

人とひととの繋がりって、そういう素晴らしく価値あるものだと

信じてきました。

そんな重めな考えた方は大衆受けするわけもなく、

さっくり軽めなお付き合いがベストな

ママ友付き合いは、余りうまくできてないのを実感しちゃいます(苦笑)。

 

時々羨ましくもありますが、

人はなかなか変わらないし、変えられないし、

たぶん変わりたくもないのが本音なのだとも思っています。

 

人間はそもそも集団欲求があり、

コミュニティを大事にする、

コミュニティに属することで安心感を得る

生き物だから。

 

共感されるとうれしいのも、この集団欲から来るものなのかな?

またこれも、主人に質問してみるとします(笑)。

 

集団でいることで安心感を得るのは

特に女性が強いですよね。

これもずっとずぅっと前の、

まだ人間が狩りをして生きていた頃からの

本能ですから、変えられようがありません。

 

コミュニティにうまく溶け込めないとか、

コミュニティから自分がこぼれていると不安になるとか、

そういう感情は、あってもいい感情なんだと、

この集団欲求の話を聞いてから、少し安心しました。

 

正直、こんなふうに感じること自体、

自分の内の弱さを感じ、

恥ずかしく思っていたので。

 

ただ、

やっぱり集団にうまく滑り込めないあたりを考ええると、

少し人とは違うのかも、

変わってるのかも、

ズレてるのかも?!

 

とも思うので、手放しで喜べませんが(苦笑)。

 

主人は仕事柄、

「みんなと同じ」「普通」って言われるのが逆に屈辱らしいです(笑)。

変わり者だって言われる方がうれしくって、

褒め言葉なんだって言うんですから、

起業家って面白い生き物ですよね。

 

そんな変わり者の主人と馬が合うのなら、

私が多少変わり者でも、おかしくないのかもしれません。

 

そういえば、

主人の仕事がぐぐっと急成長する直前、

主人がこんなことを言ってました。

 

「これからいろんなことが変わっていくと思う。」

「急激な変化だから、この変化についてこれないスタッフは

 脱落していく(辞めてしまう)と思う。」

「あなたも私の変化についてきてほしい。」

「もしあなたが変わらず、むしろ周囲となじみきったままだったら、

 私との距離が離れるかもしれない。」

 

私は超単純素直な性分なので、

(まわりと歪みができ、不調和を感じるようにならないと、

 むしろ主人についていってることにならないかも?)

というすり込みを、潜在的に

しているのかもしれません( ̄_ ̄ i)。

 

なんて、人のせいにしてたら主人に突っ込まれそうですね。

元々あんまり足並みを揃えるのが苦手で、

女子付き合いがうまくなかっただけじゃん!?

まぁ、確かに、自分を殺して、意見を殺してまで、

相手に合わせることができてたら、

面白くない話でも、その場の雰囲気を大事にげらげら笑えるなら、

もっとうまく生きて来れたんだろうなって

しみじみ思います。

不器用ですから(笑)。

 

最後に、

こんなふうにコミュニティには入りたいけど、

そのための自分の能力はあまり高くない女子を救うべく、

コミュニティを勝手に作ってくれる

良心的な治療院(サロン?)があるんだと、

これもまた主人が教えてくれました。

 

へぇすごい!

通う患者さんのために、年に数回催しを開くらしいんです。

なんか、慰安旅行もあるらしく、すごい!と思わず言ってしまいました。

 

よくスーパーなかで募集してる慰安旅行なんかは、

結局お友達がいる人がお友達と行くものだし、

ツアーもひとりで行く人もいるみたいだけど、

ひとりで申し込むってちょっと敷居が高い人も多いはず。

それにそんなに行動力があるなら、

もともとどこでも生きていける。

 

でもそれぞれ知ってるようで他人で、

近所なようで住んでるところまでは知らない、

 

個人なようだけど、

「体のどこかがつらくて、同じ先生のところに通ってる」

そんな共通点をしっかり押さえつつの、

コミュニティの場を与える治療院。

すごい。と思わず声が漏れてしまいました。

 

同じ地域のコミュニティのなかにいながらも、

しかしうまく距離を起き、

共通点はしっかり与えの、

小さな治療院内でコミュニティをつくらせる。

 

自分の世界や生活をしっかり保証してくれつつ

コミュニティないにいられる、

夢のような形を作り出しているんですね。

 

残念ながらこういう治療院に未だ

かかったことが無いし、

おそらくこのコミュニティに入っているのは、

少なく見積もっても10から20は年上のお姉様方

が多いと思うので、四十路にやっと手が届いた私は

そこにも入れないとは思いますが(笑)。

年齢も大事な共通項のひとつですよね、

特に女性は。

 

でも、こんな夢みたいなコミュニティを手に入れたら、

もはやその院に通えなくなるわけにもいかず

卒業するには

それなりの勇気と理由が必要になりそうですね(笑)。

痛いために通っていた治療院の、

通う目的が完全に変わる。

すごいシステムです(笑)!

わたしも将来のために、

慰安旅行が開催される治療院を探しておかなくては!!!

 

でも院内の患者同志の派閥や患者同士の軋轢も

きっちり芽をつみ、うまくフォローしてくれる院長がいないと、

イベントだけじゃあ不安だなぁ。

(これ、案外あるらしいですよ!待合室とかで。これだから集団ってめんどくさい〜)

 

なんていってるうちは

いつまでたっても、

どこへいっても、

コミュニティには馴染めませんね(笑)!!