お盆ですね。暑い日が続きます・・・いかがお過ごしですか。
7月下旬から8月上旬は、超極早生玉葱や早生系玉葱種子の出荷でオオワラワ。品種によっては採種量が極端に少なく、ご予約頂いた皆様には大変ご迷惑をおかけしました。この場を借りてお詫び申し上げます。
台風が変則的にいくつも発生して確実に上陸コースを進んでいるので不気味です。天災は避けられぬものとはいいながら、台風直後の対策でその後の生育に大きな差がでます。できればこちらをご参照ください。
さて、農文協の「現代農業」9月号に記事が掲載されることになりました。またか・・・という声が聞こえてきそうですが( ´艸`)。
今回は「もしかして間違っている!?秋の種まき」というテーマです。
3月号「春の種まき」、8月号「夏の種まき」、そして今回が「秋の種まき」でした。一般的に露地栽培では、冬の種まきはあまりないのでこのシーリーズも今回で最後だろうと思います(大笑)。
本来は秋冬野菜についての小論文を書いてみたのですが、編集部が長すぎると判断されたようで、2分割となった次第です。挿絵の的確な挿入や、文章の取捨選択は見事で、「原稿を書いた本人が言うのも変ですが」とても読みやすくまとまっています。
今回は、春蒔きが上昇気温下で種まきするのに対して、秋蒔きが全く逆の下降気温下で種まきしなければならないという事実に着目しました。すると、野菜の生育日数に応じ、播種期の適期幅が決定されるという法則が自然と導かれるということを示しました。
この様な法則をよりどころとすれば、栽培したことがない野菜に挑戦することが大変簡単になります。またどうしてその時期に種まきしなければならないのか、その必然性が理解できるので、種まきという行為自体に重い意味を感じ取っていただけるのではないかと考えております。
生育日数がほぼ同じ、青梗菜や水菜や、小松菜は全く同じように栽培できます。また、夏蒔きのブロッコリー、カリフラワー、キャベツなどは若干生育に差はありますが、同じように栽培できます。早生系白菜や秋冬どり大根も播種後2カ月で収穫できるので、ほぼ同じような播種適期となります。・・・・・
これ以上の詳しい説明はさし障りがあるので控えます(笑)。
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個人的に多忙ゆえ、今年のお見舞いは「暑中」ではなく、「残暑」になりそうです。現在試行錯誤鋭意制作中であります。
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