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こんにちは!スタッフの彬です。
本格的な花粉症シーズンに入りましたね!
飲み薬と目薬、そしてマスクでしのいではいますが、マスクを取ったときに鼻水が付いていることも…。
外食の際は要注意ですね。
さて、最近、親戚の小学四年生の男の子が書いた作文を読んで、自分の凡庸さを改めて自覚しました(凡庸には凡庸なりの価値があると思いますが…)。
今回はその作文の話です。
『ぼくのうちのにわとり』という題のその作品では、彼のうちで飼っている十四羽のにわとりを彼が世話したり、彼をつついていたにわとりが次第に彼に懐いて行ったりする様子が描かれています。
作品の雰囲気は、「夏休みのある朝、かなしいことが起きました」という出だしで始まる段落から一変します。ひよこが二羽へびに食べられてしまったのです。
それでも、「ぼくもからあげやたまごを食べているから」「しょうがないんだと思いました」と自分を納得させ、新たに誕生するひよこが「楽しみです」と結んで終わるこの作品。
原文をそのまま載せる訳にはいかないので伝わらないのは承知の上で書くと、「ぼくのうちのにわとり」への愛情を、終始抑制の効いたトーンで描き、読み手に話の先を想像させたまま筆を置く大胆さに驚きました。
私には逆立ちしてもこういうイメージに富んだ文章は書けないなあ、そう思いつつ、私もこのあたりで筆を置こうと思います。