10月に入ってからというもの、東京は日中を中心に夏のような暑さが続きました。予報ではこれから涼しくなって行くそうです。

 

さて、私の最近の生活のルーティンに、「落語を聴く」というものがあります。

 

とは言ったものの、私は幼いときこそ落語好きの少年だったのですが、その後は最近になるまで落語からは遠ざかっていました。

 

しかし、YouTubeで落語を聴くことができるということを知ってからは、寝るときにはiPadを枕もとに置いて、また入浴中は防水仕様のBluetoothスピーカーを使って、毎日のように様々な噺家の落語を聴いています。

 

日々の疲れをとるための、リラックスタイムと言ったところです。

 

ところで、先日ニュースで柳家小三治師匠が亡くなられたことを知りました。

 

 

人間国宝の一人で、古典落語を得意とした落語家でした。

 

緩んだテンポのマクラと、そこから切れ目なく繋がるやや急いだテンポの噺は、どちらも絶妙の「間」があり、小三治の「間」にはそれだけで笑ってしまうような魔法の力がありました。

 

寄席にはついに行くことが叶いませんでしたが、ぜひ生で聴いてみたかった落語家の一人です。

 

東京に住んでいると、いつでも行けると思ってかえって行かないことの方が多いのですが、コロナ禍が収束したら、今度こそ必ず好きな落語家の寄席に行ってみたいと思います!

 

コロナ禍、そして小三治師匠の逝去を通じて、何事も一期一会なのだと改めて実感しています。