先日のブログで、時代の切羽の大切さをお話しましたが、当店も、何の対策もせずに、ただ手をこまねいていたばかりではありません。
時代の切羽は、必ずしもうまく集まるとは限りません。
なので、いろんなものを作ってみました。
最初に、厚さ0.2ミリの切羽を作ってみました。
①がそうです。
次に、②の厚さ0.4ミリの切羽を作ってみました。
そして今度は、逆の発想で、厚さ1.3ミリの切羽も作ってみました。③がそうです。
④はまだ在庫が有り販売中ですが、⑤は先日在庫の切れてしまった、どちらも、模造刀用の切羽です。
何時も、関市方面に行った時、あちらの骨董品屋さんに流れてくるのを買っています。
⑤は通常サイズで、厚みが0.5㎜なのでなかなか便利なのですが、暫くあちらに行っていないので、また、行って仕入れて来ます。
いろいろ工夫はしています。
これからも、工夫を重ねます。
身幅やや狭く、重ね厚く、見るからに頑丈そうで、私達の様に、使ってこそ生きるお刀かと思います。重過ぎませんが、結構ズッシリ感が有ります。時代の拵も重厚感が有って好ましいです。