昨日は、京都の石清水八幡宮の武道祭に参加して来ました。

 

 天気も良く、怪我人も出ず、無事終わったのは大変良かったです。

 

 ただ、山頂に行くロープウェイのチケットをいつも送ってくれて居たのが、前日に成っても届かず、前日の早朝に神社に車で取りに行くと言うハプニングには見舞われましたが、大忙しの中で、ぶっつけ本番の様に成りつつも無事奉納が出来て良かったです。

 

 まるで時代行列の様に多くの団体が参集殿から国宝の本殿前に設けられた、特設舞台まで行進するのは、中々圧巻です。

 

 式次第に乗っ取り、最初は、毎年、弓道の神事から奉納演武がスタートします。

 

 私達は、本殿前の特設舞台で形の奉納をして、終わると、舞台袖の部分で試斬演武を披露します。

 

 かつては、誠和会単独の支部行事でしたが、今は、比較的、新しく出来た、京都支部と浪花支部の三支部合同で演武を奉納させて頂いて居ます。

 

 他の支部はあまり作って居ないのですが、誠和会だけは、独自の幟も作って居るので、舞台袖で斬る時は、誠和会の旗の元演武を行います。

 

 最近は、私は、司会進行に徹して、特設舞台での演武はする事が殆ど無くなってしまいました。

 

 昨日も、マイクを握っての説明に終始して、試斬も、本当はしないつもりでしたが、弟子の一人から、「自分が一発斬りまくるので、残った竹と畳表を先生が斬って、閉めて下さい。」と言われ、敵に取り囲まれた時、一直線に5人を走る様に斬り、血路を開く別名「突発」と言う形で竹2本、畳表3本の混成で斬りました。

 

(5つの仮想敵を斬り、中段に復した所です。ほんとは決めてるより、走って逃げた方が良い様な形ですが)

 

 とりあえず、演武はそれ一回でしたが、それで持参した竹や畳表は全て斬ったので綺麗な形で終われました。

 

 全員で礼をして終わりました。

 

 兎に角、怪我人が出ない事、それが一番ホッとします。

 

 以前は、誠和会の長老が司会進行をやってくれましたが、私がやる様になって久しいです。

 

 また、来年も、大きな晴れ舞台なので、参加し続けていける様頑張ります。

 

 

 

 

 

刀身の朽ち込み等で綺麗な状態にするのは困難な状態だったので、平肉を落として、抜刀道専用刀にしてしまいました。

一応、70㎝は有るので居合の形でも使用できると思いますが、畳表の斬れ味は絶品です。

【怖い様な斬れ味、畳試斬刀に!】「無銘」70.7cm 、居合・試斬刀として!!!