大阪万博にエントリーして居ましたが、正式に、辞退を伝えました。

協会からは、未だに次の打ち合わせや、現地見学会の案内が次々と来ますが、各部署が全く連携が取れていない証拠ですね。

 

 最終的にどうしても歩み寄れなかったのは、協会側が、演武する人間個々人が自分のスマホから、身分証明書等のデータを送信しなければならないと言う点に拘つた為です。

 

 曰く、「一般参加催事だけでも、300団体程居られます。お一人お一人の作業を電話で行うのは、無理がございます。」との事でした。

 

 逆に、私は一般参加催事が300団体しかいないことに驚きました。

 

 いくつかの会場がありますが、会期の長さを考えると、イベント会場は閑古鳥が鳴くのではないでしょうか。

 

 たった300団体、それも、その3割はまだ手続きができていません。

 

 これからも脱落者は出ると思います。

 

 協会の人たちは、一体何人のお客様を相手にするイベントをやろうとしているのか、呆れてしまいました。

 

 300団体と言っても、それぞれ代表者が登録をされています。

 

 彼らが相手をするのは、300団体の全員ではなく、代表の300人だけです。

 

 万博といえども、人のやるイベントです。

 

 顔合わせて話をすれば、代表者が集約して申請することもできます。

 

 しかし、300人の相手ができないと言うのです。

 

 それでも、流派として参加をする予定でしたので、他の役員さん達と相談もせず、勝手に席を蹴って退場するのには、迷いも有りました。

 

 しかし、たまたま、私が師とあおぐ先生から、行事予定の関係でお電話があり、状況を説明した所、「高齢の会員も多々おられる中で、それぞれのスマホを使っての登録は無理だと思う。私個人の意見ではあるが、苦労をかけて申し訳無かったが、お断りして良いと思います。」と言っていただきました。

 

 それで、私の中では吹っ切れたので、協会に対し、辞退の意向を明確に伝えました。

 

 今週末には、流派の昇段審査会と理事会があります。

 

 本来こんな時期に話し合ってるところでは無いのですが、

 

 それも中途半端な形で進めることができずに困っていました。

とりあえず今晩からは、万博の事は忘れて、自分の流派の中の充実のみを考えることにします。 

 

 お騒がせをしましたが、こんな状態になりました。

 

 ご心配いただいた方々にも、深く感謝申し上げます。

 

 

 

 

やや肌出しし過ぎの感も有りますが、「肌物」の好きな方には良いかと思います。

茎に手が入っているのが惜しまれますが、形からすると寛文新刀辺りに思えます。

剣術系の押し斬りを中心に使われる方や、剣道から居合に移られた方には使い易い重量体配と思います。

【研ぎ上がり・地肌美しく、刃文も綺麗な刀】「無銘」70.4cm 、鑑賞に・居合・試斬刀として!!!